アイドリング!!

 普段通り仕事してたら、内線で電話が来ました。
 何だろうと思ったら、駐車場に止めた車の鍵が付いていて、エンジンが掛かったままだと言われた・・・
 慌てて駐車場まで行ったら、ホントにエンジン掛かってた(汗)2時間アイドリングしっぱなし!(地球ごめん)

 朝、メールが来てて返信しなきゃ、とか思っていて切り忘れたようです。
 恐ろしい!
 何が恐ろしいって、それで忘れちゃう自分!
 気づかない自分!!

 救いなのは、切りに行った時にすごくエンジンが静かで、本当に近付くまで掛かっているか判らなかったこと。後から出勤した隣の隣に車を止めているパートさんも気付かなかったくらいだし。
 もしこれがハイブリッド車だったらもっと静かで、誰にも気付かれないんだろうか・・・

 しかし、鍵を掛けて事務所に戻ったら、今度はライトが点けっぱなしのような気がしてならない(天気悪かったからフォグランプ点けてた)
 鍵抜いた時、ライト点けっぱなしの警告音しなかった(と思う)し、点いてたらまた連絡来るよな、きっと・・・ 続きを読む>>

「正露丸」について考える。

 前にも書きましたが、西村さんは「百草丸」溺愛しております。
 でもたまに持ち合わせがなくて、腹痛で困ることもあるので予備として「正露丸」を会社に置いてます(社内の斡旋販売で安く買った。そうじゃなきゃ買わない)
 西村さんちには「正露丸」を飲む文化がないんだけど、ホントは良くない(効くけど)って話を良く耳にするので気になってググったりしてみた。
 
 そもそも、「正露丸」の効く仕組みとしては、木クレオソートが腸内の過剰な水分分泌を抑制する→腸が動きが収まる(動いて引っ張られている状態が腹痛)→治る、らしい。
 で、この木クレオソートというのが、有害物質指定もされている石炭由来のクレオソート油と名前がもともと「クレオソート」と一緒だったため混同されたのが、正露丸危険説のそもそもの始まり。
 じゃあ、木クレオソートとクレオソート油がどれだけ違うかというと、原料が木か石炭かの違いで、基本的にはどちらも乾留し、生成されたものを蒸留して作られる。
 判りやすいのだと炭。木炭を焼いた時の複製物がタールと木酢液。で、タールを蒸留したものがクレオソート(だから木酢液は正露丸みたいな香りがする。そしてさらに蒸留した竹酢液は燻製の香りがする・・・ということは、正露丸は燻製の香り!?)
 実際木クレオソートもクレオソート油も含まれている成分は近くて、どちらも毒性のあるフェノール類が多く含まれている。
 フェノールは元々消毒などの医薬品としても使われていたけれど、現在はほとんど使われていない。
 
 虫歯に正露丸を詰めると痛みが治まるという話を聞くけど、それは本当らしく説明書にも書いてあるし、成分のグアイアコールは「歯髄神経の麻痺・消毒に用いられる」から。
 ただし、痛みが取れたら詰めた正露丸は取り出さなくてはならない。
 ずっと付着したままにしておくと、神経が死ぬ。おそらくこの死ぬのはフェノール類のせいみたい。服薬した時、腸内で上手く吸収されず内壁に付着したままだと、そこが壊死する。
 時々上手く嚥下出来ず、食堂に錠剤が残っているような感じがする西村さんには、これは怖い。

 薬なんてどれも使用方法を間違えたら毒だけど、薬名+危険で検索して、こんなにも危険性の指摘がたくさん出て来るのには驚く。
 正直、動物って臭いでそれが毒か毒ではないか判断しているものだし、漂白剤とか接着剤とか明らかに口に入れてはいけないものってそういう香りがする。「正露丸」は、その口胃に入れてはいけない類の香りがするんだよね。
 まー、他人が飲むのは止めないけど、自分は「百草丸」だなあ。
 西村さんの腹痛の大半は「過敏性腸症候群」なので、飲みなれた「百草丸」の方が効くに決まってるんですけど。

 調べていて見つけた報告書が面白かったので、リンク張っておきます。
 「正露丸(セイロガン)の有効性と安全性」 続きを読む>>

「真夜中の探偵」の感想。

 まだ書いてなかった、「真夜中の探偵」の感想みたいなやつ。
 前作「真夜中の喇叭」の後、大阪に戻ったソラ。
 お母さんを探すべく探偵になることを決意したものの、毎日生活のためのバイトで疲労している。
 諦めかけていた矢先、両親の依頼人であった押井たちが接触をしてくるが、その屋敷で出会った元探偵が、押井の別宅の木箱の中で溺死する事件が発生する。

 前作の完全なる続きで若い世代向け。
 どの辺がそう言わせるかと言うと、ソラが尾行を恐れて変装とかするわけです。それから連れて行かれたところが金持ち。殺人現場にもすんなり入れるし、そういう浅くて非日常的な展開は少年探偵団のよう。話もあまりひねりがなく結構簡単に話が進み、トリックもそう悩まずに到達できる。
 通常の大人向けの本では普通あり得ない、いわゆるご都合主義的なところに大人は違和感を感じるかもしれない。けれどまだ首までどっぷりミステリに漬かっていない、発展途上の少年少女であれば、ソラが次々に直面する非日常の面白さを堪能できると思う。

 回想で母親がソラに向かって言う、「本当に怖かったり、辛かったりる時に、その原因となることは過ぎ去っている。だから怖がらなくていい」というセリフに涙がこぼれる。
 自分がこの部分を読んだのは、ボランティアのため大船渡市に向かうバスの中。
 毎日、何もなくなった陸前高田と崩れた大船渡の街を見ながら通っていたから、尚更ホッとした。津波の残した跡は大きいけれど、その原因は去ったのだから、流された街を見ても怯えなくて良い。
 余震はあるかもしれないし、大変なことはたくさんある。けれど、その怯えて縮こまった手足と心は伸ばしたって良いはずだよ、と言われている気がした。
 まだ判らない不確定な未来に怯えるのではなく、立ち向かうだけの勇気をソラは持っている。
 瓦礫は片付ければ綺麗になる。壊れた町は立て直せば前よりもっと良くなる。けれど人の心は物理的には直せない。だからこそ、ソラの勇気を通じて、有栖川先生は被災地と日本中いや、世界中に住む人を勇気づけてくれているのだ。 続きを読む>>

靴!イイ靴!!

 うふふふふ。新しい靴を買ったのが嬉しい西村さんです。

 テニスが無かったので(おっさんがパチスロ行ってたから。しかも負けたらしい)実家に来てた姪っ子としばらく遊んで、夕方ショッピングモールへ。
 店舗情報であらかじめ扱っていることを確認していたスポーツ用品店に行ってみたけど、メンズサイズしか取り扱っていなかった。でも、店員さんが同じモール内にある靴屋での取り扱いがあることを教えてくれたので行ってみる(しかも取扱いカラーも覚えてて教えてくれる親切さ!)
 ありましたよ、「ZIG TECH」シリーズ!
 知ってますか、Reebokの靴です。底がなみなみ
 現在ZIG TECHシューズのレディースモデルは「ジグ フューズ」「プレミア ジグワイルド TR」「ジグダイナミック」の3種類がそれぞれ展開されてますが、用途が少しずつ違って「フューズ」はタウン用、「TR」はトレイル(山とか走る)用で、西村さんの求めているジョギング用は「ダイナミック」
 カラーは薄いパープル、黒と黄緑、濃いピンクの3色展開。ちょっと迷ったけど、最初から目をつけていた濃いピンクにしました。
 サイズも25.0でジャスト(足デカイ)横幅も狭すぎず良い感じ。
 基本、値引きされない商品なのでどこで買っても同じだし、と思ってその場で購入。

 嬉しくて、帰って来てから(暗いのに)ちょっと走りに行ってしまった。
 想像してた違和感とかはなく、あんな不思議なデザインなのに違和感なし。で、うわさ通り衝撃が軽減されるので嬉しい。
 色も人がいることが遠目でもわかりやすいだろうし、反射素材が付いてて、本当に走る人向け。
 しかし、調子付いてペース早く走ったので、いつもより距離が短いのに疲れた・・・やっぱり距離が長く走れるようにはならないね(笑) 続きを読む>>

映画「君に届け」がこそばゆい!!

 「君に届け」って漫画知ってますか?
 西村さんはタイトルくらいしか知らなくて、でも春に実写映画が公開されて、その時TVで宣伝番組やってて何だか気になってました。
 長い黒髪と白い肌、ぼそぼそ喋る様子から、貞子と呼ばれ、いつも周囲から遠巻きにされている黒沼爽子。
 人の役に立ちたいと思っていて、倦厭されるような仕事も率先して行っているが、自己主張が苦手なこともあり、クラスメイトともなかなか打ち解けられない。しかし、クラスメイトの風早翔太だけは、他の人と同じように爽子に接してくれる。
 肝試しを通じて矢野あやね、吉田千鶴らと親しくなった爽子は、ようやく自分の気持ちを人に伝える重要さに気づいていく。
 少女マンガらしいすったもんだが繰り広げられていくんですが、この映画の何がいいって、キュン死しそう!!
 入学式の日に道に迷っていた風早に声を掛けたのが二人の出会いなんだけど、お約束のように桜の木の下で、爽子の頭にくっついた花弁をとってあげたりして、さらにこの時見た爽子の笑顔に惹かれてる。
 完全にコテコテなのに、嫌じゃない。
 むしろ良い。何かが良いんです。
 画面の雰囲気や色が良いのかも。キュンキュンする!観てて、学生さんに戻りたい!!と思うくらい。
 何これ、何この映画!!

 嫌な感じじゃないのは、1つには主役の多部未華子が美人じゃないからかもしれない。
 黒髪の下からじっと見てるところとか、ホントに全く可愛くない。これが新垣結衣とかだったら、「いくら髪が長くても、避けられるとか絶対ありえない!」ってなるんだけど、多部未華子だと納得出来ちゃう。
 だけど、純粋で一所懸命なところとか、面白おかしいところとか観てるうちに、可愛く見えて来るの。
 そこもキュンキュンする。恋って顔形じゃないんだよ!って。

 風早役の三浦春馬もなんか嫌みがなくて良い。
 序盤のうちに「この気持ち、黒沼に届くだろうか」って桜を見上げるシーンがあるんだけど、そこでもキュンてした。
 少女マンガって大体が当たり前だけど女子目線で、女の子が「この気持ち届いて欲しい」って思うシーンは多い。でも逆は少なくて、男子の気持ちが先に出て来るのって珍しい。
 だけど男子だってそう考えているのは当然で、そういうのがしつこくならない程度に表現されている。
 あと、風早が爽子を見て時々嬉しそうに笑うシーンが良い。好きな人の幸せそうな姿を見た時の、幸せな気持ちが伝わってくる。

 出て来る子が結局みんないい子だったりするのも良い。

 本当に観てる間中、ずっとすごい幸せな気持ちでした。
 主人公たちと同世代はこういう時期を過ごしているんだよ、って判って欲しい。
 昔に通り過ぎてしまった大人には、観てキュンキュンして欲しい。観たらきっとじたばたしたくなります。 続きを読む>>

プチ断食。

 体重が減りません。
 というか、戻りません。
 岩手に行く前からちょっと多めではあったけど、向こうで毎日炭水化物&揚げ物&飲み続けという3点セットを続けた結果、がっつり増えてしまった。
 しかも戻って来てからも炭水化物食べたくなってしまい、何度か夜に米食べちゃったし。
 何とかそれを我慢しても、冬場の体重並みのままで変動しない・・・それって、昨年夏に一番落とした時と比較すると、5キロは多いよ(汗)

 最近日が暮れるのが早く、かつ風が吹いていることが多く、夕方あまり走れません(秋風が大嫌いなんです。死にたくなる)
 しかし健康診断が連休明けなので、落としたい。
 せめて大台から逃れて標準体重に戻したい・・・
 ってことで、土曜の午前中に走った。
 さらに日曜日の午後、テニスは忘れない程度に参加して、あとは公園のジョギングコースを走る。
 それなのに、落ちないっ
 まー、当たり前と言えば当たり前なんですが。しばらく週1くらいでしか運動してなかったので、筋肉も落ちていて、そこでガッツリ動けば落ちた筋肉が戻って重たくなる。
 元々運動したその日に変動する体質じゃないからなあ。
 体重戻らない話をI根井さんにしたら「絶食すればすぐ2,3キロ落ちる」と言われたので、最後の手段として断食してみることに。 続きを読む>>

映画「猿の惑星:創世記」面白かった!

 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が公開になったので、観て来ました。
 「猿の惑星」シリーズ、好きなんだよ。

 超有名映画「猿の惑星」に至る前の話。何故猿が高度な知能を持ち、逆に人間がそれに従うようになったのか。
 アルツハイマーの薬の実験体のチンパンジー。ウィルは不慮の死を遂げたその子どもを連れ帰ったところ、薬の遺伝による異常な知能の発達があることを知り、そのままシーザーと名前を付けて自宅で育て続ける。
 数年後、大きく成長したシーザーはふとしたきっかけで隣人を傷付けてしまい、猿人類保護に収容されてしまう。

 今まで知らなかった猿の社会、庇護してくれるのが当たり前だった人間から虐待を受けたり、知能があるのに「ただの猿」として扱われることの屈辱。
 結局、チンパンジーとして生きることになるわけだけど、たまらなく可愛そう。

 ネタバレになることは折りたたんでおきますが、面白かった!
 ちゃんとこの映画の伏線も、また「猿の惑星」に繋がるポイントも拾っていて、良く出来てる。最近観た映画の中では高得点です。
 そしてモーションキャプチャーは凄い進化してるな~
 勿論まだ違和感ある部分もあるんだけど、見た目は完全本物の猿だから、ちょっと怖い・・・
 人間が特殊メイクで演じるのも、アレはアレで好きなんですが。世間では評価低いバートンの「PLANET OF THE APES/猿の惑星」が特殊メイクは最高傑作。
 またシリーズ全部観たいなあ。1作目はさすがに何回も観てるので、2作目からのちょっと駄作間ある方が観たい(笑)

 じゃ、以下ネタバレ気味で。 続きを読む>>

向こうで思ったこと。

 言いたいことというか、どうしても消化できないことが今回は2点ほどありました。
 わたしの心が狭いんだろうけど。

 1つ目が、同じ班になったオヤジのこと。
 出会って初っ端、各地のボランティアに何度となく行ってて、東北も何度目だ、と自己紹介してまして。
 まあ、それだけなら心強いな、で終わったのですが、自分の笛を班長に渡して、休憩時間になったら吹け、と言い出した。
 うん、まあ、みんな作業に熱中してしまって、なかなか一斉休憩に出来ないこともあるから正しいとは思うけど・・・でも全体の責任者が他に居るんだよ?
 何かこの辺から、西村さんの違和感が始まりました(早い)
 ヘルメットに対しては、「普通、ヘルメットが必要なところで作業なんて絶対させない」と言い、雨作業に関しては「普通、雨作業は何があるかわからないから絶対にさせない」と言う。
 床下の砂の掻き出しや、室内での分別もあるから、落下物が予想されるところではヘルメット着用が基本です。
 雨に関しては崖近くや地震の多かった時期や、福島では被曝の恐れがあってさせていないけど、それだといつまでも片付かないから今は浅い側溝くらいならやっているのです。
 自分が見て来た、感じて来たことがすべて正しいなんてことは、この非常事態にはないのだよ。

 作業自体も、経験者だから率先して動くのは良いけど、ああしろこうしろ、と他班に口出しして、気が付くと違う班で作業してる。必要な道具があっても、あれ持って来い、これ持って来い、と言うだけで自分から取りに行くことは稀。道具の類は数が少ないから、叫ぶだけで誰かが持って来てくれる、なんてことはほぼあり得ないのです。
 で、目先の気になったところに口出ししていくから、自分の今まで手掛けていたところが杜撰。それがはっきりわかったのは作業ではなく、草むしりの時ですが。お前のやったところ、草生えっぱなし!全然綺麗になってない!!
 まあ、それらはそういう人間なんだ、と思って我慢出来ました。誰かに教えたい、首を突っ込みたい気持ちは西村さんにもあるし、あっち行ったりこっち行ったりしちゃうのは性格なんだろう。
 毎日忘れ物したりするんだよ・・・落として来たり、人の手袋間違えたり・・・性格と言うより年齢の問題か?
 あと、やたら被災地で写真を撮るべきじゃない、俺は殆ど撮らないとか最初に言ってたけど、割と撮ってました(笑)

 これらは大体我慢できるけど、でもね、「こんな人の少ないボランティアセンターはない」「これじゃだめだ」って言うのはどうよ?
 二言目には、「うちのボラセンは」「うちのボラセンは」って、さー(常日頃から森林ボランティアをやっているらしい)
 その言葉を聞くたびにどんどん西村さんは白けたし、尊敬できなくなって行ったのでした。
 これは2つ目でもあるので、ちょっと待って。

 で、どーしても我慢ならなかったのが、「こんな恵まれているボランティアはない」って話。
 夕ご飯の後、飲んでた時だったのでキレた。
 恵まれてて楽なのは確かだし、自分でもそう思ってる。
 でも、人にはそれぞれ事情があって、大きな車を持ってない、女性だからテントを張ったり車中泊は出来ない、一緒に来てくれる人もいないといった、二の足を踏む理由がある。
 だからこそ、そういう自分たちでも参加できるこの場にいるのであって、自力で行けるなら行ってる。自力で行ける奴は自分で行けばいいじゃないか、恵まれているっていうなら、何でここに参加してるんだよ!と、そんな事を力説しました。
 何度も被災地で活動してきたのは偉いけど、だからと言ってそうじゃない人を貶めるような発言が我慢できなかったの。こんな楽であっても、みんな自分なりの勇気を出して来てるんだよ!
 たまたま手が空いたから来てやった、みたいなことを言ってたけど、そんなに文句言うなら自分でで来いよ!倍率高くて断られた人もいて、お前来なきゃ他の人が来られたんだぞ!!(さすがにここまでは言わなかったけど)
 一緒にいた班長が自分の発言が癇に障ったと思ったらしく、謝られたけど、違うよ。
 次の日から「うちのボラセンは」って言う回数が減ったので、自分に対して言ったのだと気付いたのかも。 続きを読む>>