今年もあとちょっと。

 今年もあと1時間で終わります。
 本当に激動の年だったと思います。おかげで本当に1年が早く、ついこの間3月だった気がしたのに・・・

 こんなに怖い思いをしたのは初めてだったし、自分自身の事以外でこんなにも泣いたり、心を痛めたのも初めてでした。
 今も寂しい思いや悲しい思い、辛い思いをしている人がたくさんいる。先が見えなくて不安な思いをしている人が居る。
 自分の知らない、日本のどこかにいる人。それでも心配です。
 とても心配です。
 みんなが幸せで笑って暮らせることが、一番の願いです。

 前にも書きましたが、「真夜中の探偵」の中の一文。「『本当に怖かったり、辛かったりる時に、その原因となることは過ぎ去っている。だから怖がらなくていい』」
 全ての人に言いたい。
 辛かった年は去って、来年はきっといい年になる、と。

 だからどうぞ、皆さん良いお年を。

宮川香山の焼き物のこと。

 この間観てきた宮川香山のこと。

 つい最近「美の巨人たち」で「葡萄ノ蔓二蜂ノ巣花瓶」を取り上げていまして、それで今回の「鎌倉彫と眞葛焼」展をやってる事を知りました(12月27日で終了)
 香山の焼き物はどれも凄いんですが、その中でも「高取釉渡蟹水盤」は前に「美の巨人たち」で取り上げられていて、それからずっと観てみたかった作品。
 その時の番組詳細(http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/data/080119/picture.html
 今回展示されていたのは初代、二代目の物を合わせて24点。
 一つ一つ見て、凄いなあ、素晴らしいなあ、どうやって作ったんだろう(特に「高浮彫風神雷神花瓶」)と充分堪能した後、最後に渡蟹を見ましたが、あまりに蟹は蟹過ぎました。
 だって蟹なんだもん。
 蟹が貼り付いてるんだもん!
 他の作品は精巧だけれど、やはり作り物にしか見えないのです。粘土で作ってます、ってわかる作りをしている。けれど渡蟹はどこからどう見ても蟹で、陶器には見えない。
 2点だけ作り物であることを証明出来る箇所は、蟹の体の裏側の接合部分と、あと足先に存在するの毛の部分だけ。
 接合部分に至っては、裏側を覗き込まないと見えない。
 粘土で作るだけなら、いくらでもリアルな再現は可能だろう。
 けれどこれは焼き物で、乾燥、焼成すると収縮する。分厚ければその分ひび割れが生じやすいし、中が空洞の物は穴をあけてやらなければ破裂してしまう。
 蟹の胴体は、一体どうなっているんだろう。
 どこかに空気穴があるはずなのに、外から見ただけでは見つからなかった(他の物は見えるところに穴がある)
 そして、蟹をどうやって水盤に接着したのだろう。
 別々に焼いた後に取り付けたものではないのは、接合部分を見たら明らかだけれど、じゃあ粘土の状態でどうやって繋いだのか。指先も入らなさそうなその部分の処理があまりにも綺麗で、これを作った人は本当に人間なのか疑いたくなった。

 あこがれていた渡蟹水盤は思った通り、イヤそれ以上にステキで、そして本当に憧れていたため嬉しくて、少し涙が出た。
 こんなにも「会いたかった」焼き物なんて、今のところ他にはないなあ・・・ 続きを読む>>

ヨコハマ大好き。

 どーも、相変わらずふらふら遊び歩いてます。西村さんです。

 横浜に行って来ました。
 サイン会でもライブでもスノーボードでもオフ会でもない遠出、超久しぶり!!
 しかも新幹線じゃなく、在来線!!普通車グリーン席に座れたけど、東京方面行くのに新幹線じゃないのも久しぶり!!!
 
 お昼に関内に着いたので、迷うことなくお昼ご飯。
 中華粥!中華粥!!
 「謝甜記」の2号店に入りました。すでに数人並んでたけど、事前に注文を取るという手法により、座ると同時に料理が来るのでそれほど待たされなかった(カトリーヌ・アルレーの「死の匂い」読んでたし)
 エビのお粥(中椀)と点心セット(鮮蝦蒸餃子と小龍包が2個ずつ)さらに油条まで食べてしまった・・・しかも油条、1つで2本だった・・・多い多いと思いながら、食べきってしまったけど。
 明らかに油条食べ過ぎ。でも大好きなんだよー。中華粥の主役は油条だよ!お粥はソースみたいなもんだよ!!(違)
 でもおかげで満足でした。

 満腹になったので、媽祖廟にお参り。
 今までは関羽さんにお参りすることが多かったけど、商業の神様に祈るより媽祖様の方が聴いてくれるかなーって感じなのです。
 いや、関帝廟にも簡単にお参りしましたが、媽祖様にはちゃんとお線香上げてお参りしました。
 日本の神様にはお賽銭入れて柏手打って祈るだけなんだけど、何故か中国の神様にはきちんとお線香上げちゃうな。
 それからちょっと「横浜バザール」覗いてから(中華街散策の西村さんのお決まりのコースなんです・・・)今日の目的地へ。

 今日の目的は「神奈川県立歴史博物館」!
 特別陳列で「鎌倉彫と眞葛焼」をやってるのです。
 眞葛焼というのは宮川香山の起こした窯なのですが、初代の香山が物凄いのです。超絶技巧とはこのことだ。
 これの素晴らしさについては長くなるので、別途書きます。 続きを読む>>

メダカさんその後。

 初夏から飼っているメダカですが、その後稚魚も順調に成長し続け、今は1~3センチくらいの大きさです。
 あまり死んで減らなかったようで、現在100匹くらいいそう。数えられないから判らないけど。
 夏の終わりに16号(50センチくらい)と言う巨大な睡蓮鉢を買いましたが、それでも足りず、秋の終わりに16号鉢をもう一つ増やしました・・・
 さらに夏に死滅させたヌマエビも、鉢が大きくなって水温が安定するはずだ!と、再度チャレンジ。ミナミヌマエビを2鉢で60匹ほど入れました・・・
 オマケに汽水域でしか繁殖しないというので、イシマキガイも30匹程入れた。
 より一層大所帯。

 で、その後わりと安定していたのですが、1週間くらい前に1匹親メダカが死んでしまいました。
 何でかな、やっぱり大所帯すぎるからかな、と思ったのですが、何だか死んだメダカの体に薄膜のようなものがあって、もしかして・・・と思って検索したら白カビ病っぽい。
 でも弱っていなければ罹る病気ではないようで、たまたま喧嘩したり、水換えの時にでも傷付けてしまったかな、と思い、悲しいけど他のは大事にしていこう・・・と思ったのです。
 ところが、その数日後、夕方になって再び発病したのを発見。
 2匹+怪しいかな?というのが1匹。
 慌てて隔離して、室内で塩水浴。
 翌日ついに小型の水槽買いました。ヒーターも買いました・・・
 心配しながら帰ったらまだ生きてたけど、かなり進行していて薬浴を初めて少ししてまず1匹が死んでしまい、その翌日にはもう1匹も駄目だった。
 怪しいと思っていたのは鱗がちょっと荒れてるだけみたいで、今のところ発病していない。
 しかしその後も発病しているのや死んでいるのが見つかり、もう何匹殺したかわからない・・・1匹だけ発病初期に発見することが出来、今は水槽に鱗が荒れているのと、その1匹が泳いでます。 続きを読む>>