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映画「猿の惑星:創世記」面白かった!

 「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が公開になったので、観て来ました。
 「猿の惑星」シリーズ、好きなんだよ。

 超有名映画「猿の惑星」に至る前の話。何故猿が高度な知能を持ち、逆に人間がそれに従うようになったのか。
 アルツハイマーの薬の実験体のチンパンジー。ウィルは不慮の死を遂げたその子どもを連れ帰ったところ、薬の遺伝による異常な知能の発達があることを知り、そのままシーザーと名前を付けて自宅で育て続ける。
 数年後、大きく成長したシーザーはふとしたきっかけで隣人を傷付けてしまい、猿人類保護に収容されてしまう。

 今まで知らなかった猿の社会、庇護してくれるのが当たり前だった人間から虐待を受けたり、知能があるのに「ただの猿」として扱われることの屈辱。
 結局、チンパンジーとして生きることになるわけだけど、たまらなく可愛そう。

 ネタバレになることは折りたたんでおきますが、面白かった!
 ちゃんとこの映画の伏線も、また「猿の惑星」に繋がるポイントも拾っていて、良く出来てる。最近観た映画の中では高得点です。
 そしてモーションキャプチャーは凄い進化してるな~
 勿論まだ違和感ある部分もあるんだけど、見た目は完全本物の猿だから、ちょっと怖い・・・
 人間が特殊メイクで演じるのも、アレはアレで好きなんですが。世間では評価低いバートンの「PLANET OF THE APES/猿の惑星」が特殊メイクは最高傑作。
 またシリーズ全部観たいなあ。1作目はさすがに何回も観てるので、2作目からのちょっと駄作間ある方が観たい(笑)

 じゃ、以下ネタバレ気味で。

 「猿の惑星」でどうして猿が統治する世界になっているのか、「猿の惑星」を観た時は放射線のせいだと思っていましたが、この映画では猿を賢くしたウィルスが人間には有害だった、ってことになってます。確かに原爆とかが原因だったら猿だけ進化しないし、生き残れないものな。
 で、猿が蜂起したけど、それくらいじゃ世界はひっくり返らないしな~って思っているうちに、シーザーが森に行ってしまったので、結局これでも謎のまま?って思ったら、ちゃんとオチになる部分が。
 それがちゃんと「猿の惑星」に繋がっていたので、ニヤリってしました。 
 で、エンドロールの最初の世界地図は、ウイルスが広がっていく図なんだね・・・凄い良く出来てるのでホントに最後まで感心した。

 でも一つだけ、シーザーが喋るようになるんだけど、どんなに知能が進化しても、肉体は猿のままなので喋れるようにはならないと思うんだ。
 それにはもっと長い時間が掛かると思うんだー

 ま、それを引いても面白い映画だったので良かったです。

 あ。全然関係ないけど、最近「ザ・インタビューズ」始めました。
 http://theinterviews.jp/nkaname

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だって読めないもん・・・ごめんね。

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