映画「ソーシャル・ネットワーク」って面白いか?

 この間、映画「ソーシャル・ネットワーク」観た。
 いろんな賞を獲るくらいだから相当面白いんだろうな~と思って観たんだけど、最初から最後まで、どこが面白いか良く判らなかった。
 以上。

 ・・・ってホントに、語ることがないくらい。
 もっとつまらなかったり、良くある話なら(「インセプション」みたいに)目一杯けなせるんだけど、あまりに平坦でどこに目をやって良いかも判らない。
 ストーリーが、最初に彼女に振られるところ以外、大きな挫折がない。訴えられるって部分が本来は障害の一つに当てはまるんだろうけど、映画の冒頭から過去と現在が交互に描かれてるせいで、最初から訴えられてるのが判ってる。しかも主人公の描写からはそれをストレスに感じてるとも読み取れない。
 ホントに主人公が苦労してる箇所がないんだよねー。
 プログラムに苦労しましたとか、そんなのもない。葛藤してる部分もない。
 何度も書いてるけど、物語は起承転結が大事。
 点と結が決定的に盛り上がらないから、物語として面白くないんだと思う。
 これがドキュメントだったり、思索的な話だったら良いのかも知れない。でも、娯楽映画と考えると、全く盛り上がらない。
 そもそも、この映画で何を訴えたいのかも判らない。
 カッコよさ、面白さ、頭の良さ、そういうのを一つでも訴えたいならそれでいい。しっかり描いてあるのであれば。
 とにかく中途半端。圧倒的なカリスマ性も、頭の良さも感じない。どうやって「Facebook」が出来上がったか、ただの社史でしかない。
 ドキュメントでもなく、天才のヒーロー映画でもない、その中途半端さが何も残らない映画にしてる。
 何でも良いから何か一つ、心に残るものがないなら、その映画を観る価値がないと思うし、西村さんにとってこの映画はそういう映画だ。  続きを読む>>

逆上がりが出来ない。

 今週は3連休だったし、平日は何だかやたら疲れて「早く休みになれ!」とそればかり思っていたので、浮かれて金曜日は一人で飲みに行きました。
 だってさ、うちから一番近い居酒屋(半年くらい前に1回行っただけなのに、覚えてて吃驚した)が、今月、来月ビール300円らしいから。
 あまり期待してなかったのに、ジョッキが超冷えてて、一口飲むとビールが少し凍るそんな奴でした。超美味い!!
 嬉しくなって延々ビール。
 後でレシート見たら、生中6杯飲んでました。一人なのに!(苦笑)

 で、翌日は記述済みの通りエミちゃん見に行って、帰りが遅かったので飲みませんでした。
 困ったことに、最近は朝から飲みたくなったりするんだよね(実際は飲まないけど)
 あと、嬉しいこととか楽しいことがあると飲みたいし・・・
 明らかにアル中に向かっている気がする。

 その翌日日曜日は、毎週恒例テニス。
 日差しが凄い暑い日で、何もしなくても汗が出る日。
 そんなだから、当然冷えたビール飲みたい!
 A木くんは帰るというので、I根井さんと300円ビール飲み行った。
 美味いぃぃ!!
 どのくらい飲んだか覚えていませんが、10杯近く飲んだっぽい・・・同じペースで飲んでたから、二人で20杯(笑) 続きを読む>>

日之内エミちゃんの生歌!

 埼玉の、「イオン浦和美園」に行って来た~
 片道2時間くらい。
 何でって、イベントスペースで日之内エミちゃん「VOICE」の無料インストアライブやったから!
 結論から言うと、いやー、行って良かった。
 てゆか、ライブで聴かないと駄目なアーティストだわ。なんでCDより生の方が歌上手いの・・・

 17時半からの予定だったので、1時間くらい前に到着したら椅子並んでて、もう座って待ってるお客さんが居たので西村さんもそこで待機。
 途中、目の前にあったスタバでお茶買ったりして待ってたら、17時くらいにエミちゃんが登場。
 到着が遅れてお客の前でリハーサルでした(笑)
 リハーサル見る機会なんてホントにないから興味深かったし、余分に聴けて得した~
 で、そんな訳で、結局開始が30分遅れてほぼ18時でした。

 歌ったのは、
 「卒業 -Congratulations-」
 「Diary...」
 「Catch Me!!!」
 「小さな光」
 この順だったかな?(すぐセットリスト忘れちゃう・・・)
 もー、ホントに歌い始めてすぐに、飛び跳ねたくなるくらい歌が上手くてね!
 でも椅子に座ってるし、周りの人割と大人しい感じ?KREVAさんのライブだと全開踊り歌いまくるのが当たり前だから、凄いもどかしかった~
 でも、エミちゃんが「座ってなきゃいけないの?」って言ってくれたので速攻立ちました!おかげで2曲目からはわりと踊ってた西村さん。まわりは相変わらず直立してる人多かったけど(笑)

 どの曲も好きだし、良い曲だけど、「小さな光」はマジ泣きそうになった。曲も、歌詞もすごくすごく良い。
 CDは「日之内エミ Feat. AZU」名義なんだけど、エミちゃんの声もAZUちゃんの声も凄く凄く優しくて素敵なのだ。
 ライブハウスとかで暗かったら絶対泣いてたわー
 流石にイオンの真ん中だから堪えたけど(苦笑)
 「来て良かった!ホントに良かった!!」って思ったのと同時に、「月末のイベントも、行っちゃうかも。来月も来ちゃうかも」と思ったのでした。
 うん、月末の平日にイベントで歌うそうで・・・それが夏休み中なんですよ。行けちゃうんですよ。
 そして8月にもまた同じ「イオン浦和美園」で歌うらしい(しかも1日に2回)平日だけど・・・仕事、休んじゃう?(笑)
 8月24日(水)なので、行ける人は行った方が良いよ。ホントに。オススメです。 続きを読む>>

日之内エミ「VOICE」出たよ!


VOICE

 待っていた、日之内エミちゃんのミニアルバム「VOICE」が出ました。
 9年で3枚目だから、決して速いスピードとは言えないけど、前回の「ME...」は今でも飽きずに聞いているし、もっと言ったら最初の「Dramatiques」だってまだドライブのお供です。
 元々、歌の上手いエミちゃんだけど、歌の上手さって発声の仕方やリズム感だけじゃなく、表現力の巧みさもあると思う。
 大人になって表現力の豊かさに一層磨きがかかったな、って「ME...」では感じたけど、この「VOICE」ではソングライターとしての成長を感じました。
 そう、デビュー前から全部、自分で作詞作曲してんだよ、彼女。

 歌が上手い人はたくさんいる。良い曲作る人もいっぱいいる。
 でも、これだけ歌が上手くて、バラエティーに富んだ曲が作れて、この歌詞が書ける人って少ない。
 元気な歌は前向きになれるし、楽しい恋愛の歌は幸せを感じる。辛い恋愛の歌は「どうして今の自分の気持ちが歌われているんだろう?」と不思議になる。
 でも、彼女の曲の一番良いと思えるのは、失恋の歌でも「会いたい」などと歌わないところ。
 どんなに辛くても後ろを向かず、幸せだった過去を糧にして前を向こうとする、そこがすごく良い。

 そう言う前向きな歌詞にも現れている通り、好きなものがブレず、「頑張れる人」だと思う。
 だからもっと売れて良いと思うし、売れるべきだと思う。
 そういう1枚です。
 ミニアルバムなので1,800円とお手頃ですし、今「TUTAYA」で買うとDVD付いてるよ!(笑)

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「幻影師アイゼンハイム」とティム・バートン作品。

 エドワード・ノートン観たさにDVDで、映画「幻影師アイゼンハイム」鑑賞。
 奇術師のアイゼンハイムは、偶然皇太子に連れられて劇場に来ていた公爵令嬢のソフィと再会する。
 残忍で横暴な皇太子と婚約間近だが、皇太子のことも、政略に使われることもソフィは嫌っている。
 幼い頃、身分違いから引き裂かれた二人は今も互いを忘れず想っていることを知り、駆け落ちを約束する。

 映像があえて古臭く作られているところに、胡散臭い奇術。癖のありそうな登場人物。
 話が進むにつれて、「あれ?これは奇術じゃなくて『本物』の設定のファンタジーか?」となって行くんだけど・・・なかなか小気味良いラストです。良く考えると、酷いんだけどね。
 真新しさは少ないけど、丁寧で、良く出来た映画だと思います。
 西村さんみたいな、薄暗い話が好きな人にはおススメ(笑) 続きを読む>>

扶養家族。

 睡蓮が咲きました。
初めての睡蓮
 しばらく前からつぼみがかなり大きくなっていて、いつ咲くんだ?と思っていたら今朝咲いた。
 選んだ時の写真と全く同じで、何だか作り物っぽいくらいの綺麗さに、ちょっと感動。
 朝顔は育て方一つで全然違う大きさだったり、色だったり、数だったりするし、水やりも凄い気を使ってるので、何にもせずにこれが咲くことが凄いと思いました。
 まー、朝顔には朝顔の、睡蓮には睡蓮の良さがあるんだけどね。

 先週から扶養家族が増えました。
 睡蓮鉢で一緒にメダカとヌマエビを飼い始めたの。メダカは白メダカ、エビはミナミヌマエビです。
 メダカは観てて楽しいけど、エビは鉢に入れたとたんに沈んで、それから姿を2回くらい目撃しただけ(笑)
 メダカもエビも睡蓮鉢の中を綺麗にしておくためだけに入れたんだけど、ちょっとハマりそう。特にメダカは観てて飽きない・・・ 続きを読む>>

「嘆きの丘の聖なる星」観たよ。

 久しぶりに映画館で映画観た。
 って言っても、アニメですけど(笑)

 観たのは、映画「鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星」
 物語は原作11巻と12巻の間に起きた事になっていて、入場時にコミックスと同じデザインの11.5巻の冊子貰いました。わー。こういうの大好き~
 ストーリーとしては、
 脱獄した錬金術師を追って隣国クレタとの国境の街にエドとアルが行き、そこで密入国の罪で捕まっていたジュリアとその仲間たちと知り合う。
 かつては丘を統べていた民族でありながら、現在は谷底で迫害されて生きるミロスの民。ジュリアは祖国を取り戻すべく、レジスタンスとして活動していた。

 えーと、「鋼の錬金術師」は原作連載中に2回アニメ化していて、最初のアニメは途中で原作に追いついてしまったため、オリジナル路線を辿りました。
 2回目のアニメ化は原作に忠実で、今回の映画はこっちから派生したもの。
 最初のアニメも映画版作成はやっていて、これはアニメの最終回の後の物語として作ってる。
 西村さんは、実は最初のアニメ化の方が好きなんです。
 最後は完全オリジナルだったけど、楽しかった。
 新しい方(FULLMETAL ALCHEMISTという副題が付いていたので、「FA」と略します)は原作がある程度進んでいて、かつ放送期間の関係かかなりスピーディーに物語が進んでしまって、西村さんは「えっ、そのエピソードをそんなあっさり!?」って気持ちで観てました。
 それにアニメにつきものの声優の交代で、やっぱり馴染めないキャラクターもいたりして・・・ウィンリィとホークアイ中尉は未だに駄目。今回も違和感あったわ・・・
 この二人のキャラクターはホントに自分の道を歩んでいて、意志もしっかりしていて、それが声にも表れていると思っていたのですよ。でも、「FA」だと何だか可愛すぎる。
 とまあ、最初っから少々否定的な部分がありつつ映画を観たわけです。

 うーん・・・
 それが、感想。
 たぶん、この映画だけだったら「そこそこ面白かった」で終われるんだと思います。
 でも最初の映画「シャンバラを征く者」観てあったから、「あれ?なんか似てる?」と思ってしまった。
 これ、エドがパラレルワールドのドイツに飛ばされる話なんだけど、出てくるのがジプシーの女の子で、自分の国がないことを辛く思っているの。
 話が壮大になると思いつくのが結局、国の奪い合いみたいな話なのは仕方ないのかもしれない。でもね、原作で登場するキャラクターの大半が出てこないって、つまんないよねー。
 「シャンバラを征く者」はパラレルワールドということで、いろんな人が登場してた。死んじゃったキャラクターとかもね。
 どうせオリジナルなのは同じなんだから、もっと自由に作ったら良かったのに、って思う。そういう言う意味で「嘆きの丘の聖なる星」は物足りなかったです。 続きを読む>>

ボランティア後、まとめ。

 ぼちぼち記入していたいわきでの出来事も、一応書き終えました。
 かなり端折った日もあるし、前後している部分や重複もあるけどね・・・
 ボランティアに参加して、思ったことがいくつかあります。
 さらに重複している部分もあるけど、皆に知って欲しい、覚えて置いて貰いたい事もあるので、書くね(自分のための記録しか書かない西村さんにしては、珍しい)

・ボランティアというけれど、楽しい。
 自我を抑えて苦しくて大変で、というイメージがあるけど(そういう個所もあるかもしれないけど)違う。
 自分の家の庭を掃除するような感覚。広い自分の庭、日本を掃除しているだけ。

・ボランティアは一日でも良い。
 短期は迷惑というのは震災直後の混乱している時の話。今は各地のボランティアセンターが効率よく取りまとめてくれていて、作業は1日ごとに区切られる。終わらなければ次の班に継続するため、短期でも全然構わない。
 西村さんが現地で見かけたのは50代くらいのおばちゃん4人組。半日側溝の砂の掻き出しに参加していた。普段ならお茶してる暇に側溝作業。カッコいい。

・行く前は被災地の映像や話が辛くて目を逸らしていた。
 見ても「可哀想」「早く何とかなると良いのに」としか思えなかった。
 今は瓦礫が残る映像や写真を見ると「分別しなきゃ!」と思う。
 嘆くだけではなく、そう感じるようになった自分が、少し誇らしい。

・片付いて行くのも嬉しいけど、もっと嬉しいことがある。
 どの依頼人も、作業の合間に「どこから来たの」と話しかけてくれる。慣れると、津波が来た時のことを話してくれたりする。
 気を使ってかもしれないけど、本当のところ、話したいのだと思う。
 人間は心の傷を癒す為に、繰り返し忘れたい場面を思い出す。話をするのもその一環で、早くも住民は過去のものとして踏み出しているのだと思う。
 道のりは長い。
 でも諦めない。 続きを読む>>