悉皆屋さんのこと。
ここ数年お世話になっている悉皆屋さん。
「悉皆処ひとむすび」
http://hitomusubi.info
悉皆とは着物を仕立てたり、洗ったり、しみ抜きしたり、色を変えたり、という着物全般のメンテナンスを取り次ぐお仕事。洗う人と染める人と仕立てる人が違うからこそ成り立つ独特の仕事。
こちらのお店、悉皆以外に着物の販売も行っているんだけど、全部買取で仕入れているので、やたら安い。
おかげでこのところ着物やら帯を、立て続けに買ってしまっています。
昨年の夏前に小紋、秋くらいに帯、冬に紬と帯、今年の夏に御召、そしてこの間、帯。
もちろん一度に買ってませんが、数か月に一度は買ってる計算・・・
昨年の夏に誂えた袷の小紋は織りで模様が表現されてるもので、灰色。渋いですがカッコいい。
秋に仕立てた帯は博多帯。薄い色が何色も使われていて、グラデーションが綺麗。
昨年KREVAさんにお会いできた時に着てた着物と帯はこれ。
冬に買った紬はリサイクルでした。
リサイクルでも要望があったり、物が良かったりすると仕入れられてくるのですが、付き合いもあって数点まとめて仕入れたうちの1点。
リサイクルなので仕立て済みですが、しつけ付きの未使用、しかも裄も丈も西村さんのためにあつらえたかのようにぴったり!
最初迷ったんですけどね、そんな頻繁に着物を買っていいものか、と。
でも、ここまでぴったりサイズってもう運命。
そして何よりこの紬、青紫色と赤紫色が微妙にぼかされていて、店のおじさん曰く、もしかしたら郡上紬かもしれない、とのこと。
残布もタグもないから真相はわかりませんが、ミステリアスさが購入の決め手(笑)
もし本物だったら50万はするぞ。
帯もやっぱりリサイクル。
これはほんのちょっと手先に折り跡があったあっただけで、締めた風は無くて、何よりものがすごくいい。
創琳の経錦の本袋。
帯の内側に銘が入ってるので身元は確かなのですが、それでも安いのはほんの少し焼けがあるから。素人目で見ると、言われてよーく見て判る程度。
物としては量産品で、10年位前のもので、新品で買うと30万円くらいだそうです(量産品でこんな細かくて凄い仕事なのかよ!・・・量産と言ってもせいぜい何十本かの世界だろうけど)
何故こんなに細かいことが判るかというと、元々創琳で働いていた方が退職後自分で着物を扱われていて、このお店に出入りしているのだけれど(先生と呼ばれている)、イベントの時にお会いして見ていただいたから。
どうやら創琳ではもっと高いものになると、1点ずつ判子を押すようです(買ったやつは織りで入ってた)
夏に誂えた御召はこの先生が扱われていた製品。
両表なので、単衣に仕立てました。
御召、前から欲しかったんだよ。単衣も欲しいと思っていたんだよ。
クリーム色に赤と緑の縦縞なのですが、友人に見せたら、「そんな明るい色選ぶの珍しい」って言われた。そうか、そんな地味な色合いばっかりか・・・お店のお客さんが年配の方が多いせいかもしれない。
そして最新の帯は、国産糸。
青い帯なのですが、光沢が違うのですよ。
すごく綺麗。
こんなにも綺麗なんだから、もっと養蚕農家が増えたらいいのに。お蚕さんはとてもとてもとても苦手だけど。
で、これだけ買ってますが、毎月ちょっとずつ+ボーナスの時に残金をまとめて払ってます。酷い客。今は御召の分を払ってるので、帯の分を払い終わるのは夏だ(苦笑)
ちなみにリサイクル品は5万円くらい、それ以外は仕立てを含めて10万円前後。そりゃあチープな着物には目もくれなくなるし、つい買っちゃうでしょ(笑)
今回はそんなお世話になっている「ひとむすび」さんがようやく公式サイトを立ち上げたので、宣伝してあげようという独り言なのでした(西村さんの購入した物体が観たい人はインスタを検索するが宜しい)
ひとむすびさんフェイスブックもあるんだけど、西村さんやってないからこっちは自力で探してください(笑)←たぶん古いのが出てくると思うんだけど、別アカは更新されてて新しいです。
「悉皆処ひとむすび」
http://hitomusubi.info
悉皆とは着物を仕立てたり、洗ったり、しみ抜きしたり、色を変えたり、という着物全般のメンテナンスを取り次ぐお仕事。洗う人と染める人と仕立てる人が違うからこそ成り立つ独特の仕事。
こちらのお店、悉皆以外に着物の販売も行っているんだけど、全部買取で仕入れているので、やたら安い。
おかげでこのところ着物やら帯を、立て続けに買ってしまっています。
昨年の夏前に小紋、秋くらいに帯、冬に紬と帯、今年の夏に御召、そしてこの間、帯。
もちろん一度に買ってませんが、数か月に一度は買ってる計算・・・
昨年の夏に誂えた袷の小紋は織りで模様が表現されてるもので、灰色。渋いですがカッコいい。
秋に仕立てた帯は博多帯。薄い色が何色も使われていて、グラデーションが綺麗。
昨年KREVAさんにお会いできた時に着てた着物と帯はこれ。
冬に買った紬はリサイクルでした。
リサイクルでも要望があったり、物が良かったりすると仕入れられてくるのですが、付き合いもあって数点まとめて仕入れたうちの1点。
リサイクルなので仕立て済みですが、しつけ付きの未使用、しかも裄も丈も西村さんのためにあつらえたかのようにぴったり!
最初迷ったんですけどね、そんな頻繁に着物を買っていいものか、と。
でも、ここまでぴったりサイズってもう運命。
そして何よりこの紬、青紫色と赤紫色が微妙にぼかされていて、店のおじさん曰く、もしかしたら郡上紬かもしれない、とのこと。
残布もタグもないから真相はわかりませんが、ミステリアスさが購入の決め手(笑)
もし本物だったら50万はするぞ。
帯もやっぱりリサイクル。
これはほんのちょっと手先に折り跡があったあっただけで、締めた風は無くて、何よりものがすごくいい。
創琳の経錦の本袋。
帯の内側に銘が入ってるので身元は確かなのですが、それでも安いのはほんの少し焼けがあるから。素人目で見ると、言われてよーく見て判る程度。
物としては量産品で、10年位前のもので、新品で買うと30万円くらいだそうです(量産品でこんな細かくて凄い仕事なのかよ!・・・量産と言ってもせいぜい何十本かの世界だろうけど)
何故こんなに細かいことが判るかというと、元々創琳で働いていた方が退職後自分で着物を扱われていて、このお店に出入りしているのだけれど(先生と呼ばれている)、イベントの時にお会いして見ていただいたから。
どうやら創琳ではもっと高いものになると、1点ずつ判子を押すようです(買ったやつは織りで入ってた)
夏に誂えた御召はこの先生が扱われていた製品。
両表なので、単衣に仕立てました。
御召、前から欲しかったんだよ。単衣も欲しいと思っていたんだよ。
クリーム色に赤と緑の縦縞なのですが、友人に見せたら、「そんな明るい色選ぶの珍しい」って言われた。そうか、そんな地味な色合いばっかりか・・・お店のお客さんが年配の方が多いせいかもしれない。
そして最新の帯は、国産糸。
青い帯なのですが、光沢が違うのですよ。
すごく綺麗。
こんなにも綺麗なんだから、もっと養蚕農家が増えたらいいのに。お蚕さんはとてもとてもとても苦手だけど。
で、これだけ買ってますが、毎月ちょっとずつ+ボーナスの時に残金をまとめて払ってます。酷い客。今は御召の分を払ってるので、帯の分を払い終わるのは夏だ(苦笑)
ちなみにリサイクル品は5万円くらい、それ以外は仕立てを含めて10万円前後。そりゃあチープな着物には目もくれなくなるし、つい買っちゃうでしょ(笑)
今回はそんなお世話になっている「ひとむすび」さんがようやく公式サイトを立ち上げたので、宣伝してあげようという独り言なのでした(西村さんの購入した物体が観たい人はインスタを検索するが宜しい)
ひとむすびさんフェイスブックもあるんだけど、西村さんやってないからこっちは自力で探してください(笑)←たぶん古いのが出てくると思うんだけど、別アカは更新されてて新しいです。