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「幻影師アイゼンハイム」とティム・バートン作品。

 エドワード・ノートン観たさにDVDで、映画「幻影師アイゼンハイム」鑑賞。
 奇術師のアイゼンハイムは、偶然皇太子に連れられて劇場に来ていた公爵令嬢のソフィと再会する。
 残忍で横暴な皇太子と婚約間近だが、皇太子のことも、政略に使われることもソフィは嫌っている。
 幼い頃、身分違いから引き裂かれた二人は今も互いを忘れず想っていることを知り、駆け落ちを約束する。

 映像があえて古臭く作られているところに、胡散臭い奇術。癖のありそうな登場人物。
 話が進むにつれて、「あれ?これは奇術じゃなくて『本物』の設定のファンタジーか?」となって行くんだけど・・・なかなか小気味良いラストです。良く考えると、酷いんだけどね。
 真新しさは少ないけど、丁寧で、良く出来た映画だと思います。
 西村さんみたいな、薄暗い話が好きな人にはおススメ(笑)

 あと、立て続けに古いティム・バートン作品観ました。
 観たのは、「ビートルジュース」「ジャイアント・ピーチ」「ピーウィーの冒険」どれも観てなかったので。
 これで一応DVDになってるバートン作品は全部観たかな?(内容覚えてる覚えてないは別にして)
 この3作なら「ジャイアント・ピーチ」が好きだなあ。
 両親を亡くしておばさん2人に虐げられていた少年が、大きな桃に乗って虫たちとニューヨークを目指す話。
 単純明快なストーリーと、虫が友達ってちょっと気持ち悪いところ、最後に意地悪なおばさんは懲らしめられるけど絶対的な不幸にはしないところ、主人公は幸せに仲良く暮らしました、で終わるところ。
 そういうティム・バートンらしい話大好き(他のも全部「らしい」けどな)

 深い話じゃないから感動もしないし、内容もこんななので悲しくもならないはずなのに、何故か観終わって涙出た。
 普通泣かないだろ!って思うところで泣くんだよねぇ・・・
 友人のI根井さんは(顔に似合わず)超涙もろく、映画「ナイトミュージアム」で号泣したそう。
 で、馬鹿にしつつ西村さんも後日観てみたが、ちょっと涙ぐんだ事がある(号泣はしない)
 彼曰く、「気持ちが通じ合った時に、良かったね、って思うと泣ける!」らしいです。
 「んな馬鹿な(笑)」って思ってたけど、どうやら自分も似た傾向にあるらしい・・・西村さんNo.1号泣映画「シンドラーのリスト」もラストであれだけ泣けるのも、オスカー・シンドラーへの感謝の気持ちが伝わってくるからだもんな~
 そんな西村さんはドラマ「仁 JIN」は全然泣けなかった派。おっさんに至っては、割と見てたのに、最終回寝てて見なかったそうだ。
 世間では泣けた人が多いのに西村さんが泣けないのは、やっぱり泣くポイントが違うからなんだな。
 誰か、似たようなとこで泣いてしまう、変な人はいませんか?(笑)

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だって読めないもん・・・ごめんね。

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