「幻影師アイゼンハイム」とティム・バートン作品。

 エドワード・ノートン観たさにDVDで、映画「幻影師アイゼンハイム」鑑賞。
 奇術師のアイゼンハイムは、偶然皇太子に連れられて劇場に来ていた公爵令嬢のソフィと再会する。
 残忍で横暴な皇太子と婚約間近だが、皇太子のことも、政略に使われることもソフィは嫌っている。
 幼い頃、身分違いから引き裂かれた二人は今も互いを忘れず想っていることを知り、駆け落ちを約束する。

 映像があえて古臭く作られているところに、胡散臭い奇術。癖のありそうな登場人物。
 話が進むにつれて、「あれ?これは奇術じゃなくて『本物』の設定のファンタジーか?」となって行くんだけど・・・なかなか小気味良いラストです。良く考えると、酷いんだけどね。
 真新しさは少ないけど、丁寧で、良く出来た映画だと思います。
 西村さんみたいな、薄暗い話が好きな人にはおススメ(笑) 続きを読む>>