先週観た映画のこと。

 また間が空いてしまいました・・・(苦笑)
 最近観た映画のDVD。

「バーン・アフター・リーディング」
 コーエン兄弟監督の映画。
 シリアスなのかと思ったら完全にコメディでした。
 自分のことしか考えてない人達がそれぞれ事件に巻き込まれていって、最後に全部話は繋がるんだけど・・・状況が判っているのは観ている人間だけ。登場人物達は自分がどのような状況にいるか最後まで知らなくて、だからこそ笑えるのかもしれないけど、個人的にはあまりスカッとする感じではなかった。
 「ノーカントリー」はサッパリ判らなかったし暗いけど、まだ好きかな。

「マルホランド・ドライブ」
 レンタル店のPOPを観て借りてみたサスペンス。
 事故で記憶を失った女性。田舎から出てきた女優志望の女性と共に自分が誰かを探る為に事故があったことを調べたり、ふと思い出した名前の人物に会いに行こうとする。
 こう書いちゃうと王道のミステリっぽいですが、監督がデヴィット・リンチ(「ツイン・ピークス」の監督)なので複線一杯、虚実入り乱れ、謎は謎のまま(笑)
 わりと面白かったですが、理解出来ないままだった・・・世界が入れ子になってるのかと思ったんだけど・・・自分の中で、ここまで納得出来る解決が付けられない映画は珍しいので、近い内に再見したいッス。

「題名のない子守唄」
 「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作。この監督としては珍しいサスペンス物。
 彫金細工師の家庭に勤める家政婦を階段から突き落とし、その後釜に入り込んだ女性。しかし、夫婦の不在中に金庫を調べたり、一人娘を脅し賺し手懐ける。
 女性は何者で、何の目的で一家に近づいたのか。
 物語が進むに連れ、女性の心の傷が姿を顕わにしていきますが、なかなかエグく苦しい。
 やっぱり女性が暴行されたり、意に反して服従させれたりするシーンがあるのはイヤだなあ。
 「マレーナ」もそうだったけど、全体を通して辛いのに、最後にほんの少し救いが訪れるところが憎い。コレがなければホント後味悪すぎです。

 最近、当たり!って言える映画がないなあ。
 何かオススメあったら教えてください。 続きを読む>>