女子会つーかご飯食べた。

 夏休み。
 せっかくなので何かしようと、綾乃七瀬さんとご飯を食べる約束をしました。
 で、迎えに来てくれると言うので家で待ってたのですが、綾乃が来ない・・・
 時間間違えたかな?とか迎えに来てくれないのかな?とか心配になってメールをしてみたのですが返事がない。
 えー、もしかして日にち間違えた?とか思って待つこと20分。
 七瀬さんから「今日で良いんだよね!?」という電話が来る。
 待ち合わせ場所で待ってても来ないし、心配になって綾乃に電話しても出ないとのこと。慌てて車で西村さんも向かい、七瀬さんと合流。
 お店を予約してあったので、とりあえず店に向かうとお店の人も困惑して、今電話しようと思ってたとのこと。
 忘れているだけならいいけど、事故にでも合ったとかだったら・・・ということで、しつこく七瀬さんが電話をしつつ、二人で先に乾杯。

 結局、今日の日付を勘違いしていた(約束の日は覚えていた)上に、携帯の充電が切れて、そのまま実家にいた模様。
 慌てて飛んできたのが約束から一時間後でした(苦笑)
 充電切れたままにするなよー
 まー、何にもなくて良かったけどね、と笑って許してやれるくらいにお互いの性格を知っているし、今までの失敗も知っているのでした。まだ序の口。
 で、随分ひどいことしてるのに良く付き合ってる!って話から、七瀬さんが「私なんて西村さんにものすごい酷いこと言ったよ、中学の頃・・・」って言い出したのですが、それが何なのか西村さんは覚えてない・・・覚えてないし、今も付き合っているくらいなので大したことがないと思うんだけど、聞いても教えてくれないのでした。てか、そんな昔のこと謝らなくていいよ、忘れて良いよ!(笑)

K10終了!!!

 KREVAさんの十周年記念ライブ、「K10」に参加して来ました。
 全国を回るライブツアー、今回は日程の都合上地方には行けず、千秋楽の東京のみ。
 だからどうしても行きたい!台風!来るな!!
 大事な会議があったけど、すまん!今日だけは無理!!
 色々障害がございましたが、どうにか乗り越えてのライブ。

 ファイナルはお台場の「Zeppダイバーシティ東京」
 少し時間があったので、ライブ前に渋谷パルコの壁に描かれたKREVAさんを観に。でも、歩道脇に荷卸しのトラックが止まっていて、いい角度で写真撮れませんでした。
 仕方がないので、一度その場を離れてちょっとおやつ(オシャレなフレンチトースト食べました)
 再び戻ってもまだトラックがいて、さすがに諦めた。
 でも、KREVAファンらしい「K10」タオルを持った女性2人組が居て声を掛けられ、互いに壁画の前で写真を撮り合ったりしました。
 このお嬢さんたち、入場待ちの間にまた見つけてくれて、わざわざ挨拶してくれた。今時っぽい子たちだったので最初に声を掛けられた時はちょっと怖かったのですが、やっぱりKREVAさんのファンは良い人が多いです。

 夕方から小雨で、物販の「K店」と入場待ちで外に並ばされたので、開始前からちょっとじめじめして汗ばんで不快でしたが、中はしっかり冷房が効いていて快適。
 例によって、待っている間に隣にいた一人で来ているお嬢さんに話しかける。ここ4年くらいのファンだそう。新しいファン、嬉しいね。

 「トランキライザー」から始まったライブは、文句の付けようのないものでした。ソロになってからの10年間、磨き続けたスキルを惜しげもなく披露。
 圧巻なのが、「PROPS」のトラックで他の曲のリリックをRAPするというもの。MC通り「RAPの鬼」です。
 耳元のイヤモニからは「PROPS」が聞こえているんだろうけど・・・何でそれでRAP出来るんだろう。
 自分もRAPする声を聞けば、するするとリリックが出て来て一緒に絶叫出来ちゃったりはするんだけど、でもそれはKREVAさんの声というきっかけがあるからで、自分でそれが出来るとは到底思えないし、一緒に歌ってみるから余計に難しさを感じました。
 その後の「ビコーズ」から他の曲をミックスして繋いでいくのもとても面白かった。DJに興味があるから余計なんだろうけど。
 10年、KREVAさんを観ていたおかげで、こういうHIP-HOP的要素も説明が少なくても楽しめるようになった。

 ライブを行う上で大きな負担であろう演出も、KREVAさんは絶対に手を緩めない。
 ライブ前、各種のメディアで答えていた「ストレートなライブ」、本人は「ストレートと言ってもインコースギリギリやスローなストレートといろいろある」という趣旨のMCをしていたが、その時出来る最高のパフォーマンスをぶつけてくる、それこそがKREVAの直球なのだと思う。
 微動だに出来ない人、思い切りバットを振る人、慌てて身を反らす人、反応は様々でもみんなKREVAの直球に振り回され、惚れ込む。
 ぎゅっと10年を濃縮したライブだった。 続きを読む>>

UL初ワンマンおめでとう。

 ULの初ワンマンライブに行って来ました。
 18時スタートで、メインのフロアの後方に居たけどそんなに大きい箱ではなかったので近かったし、混雑も酷くなかったので凄く楽でした。前だったり、混雑酷いと押されたりするのが怖いからね。
 そしてそのくらい余裕があったので汗もあまりかかずに済みました。良かった・・・

 肝心の内容はアルバム曲と新曲、仲の良さの判るMCと二人のフリースタイル!
 LITTLEがフリースタイルを披露するのは割と多いけど、MCUは割とレアな気がします。それだけ気合が入っていたのでしょうね。カッコ良かったです。
 ライブパフォーマンスに関しては本当に安定しているので、特筆することはないかなあ・・・あ、アルバムはKREVAさんがプロデュースしているのですが、このライブにも係わっていたみたいですね。「神輿ロッカーズ」にUPされていたリハ写真に、KREVAっぽい人が写っていました。そう考えると、照明とか曲の繋ぎとか、KREVAのライブに似ていた気がします。
 いずれはULっぽいライブの繋ぎとか、パフォーマンス以外の個性も出てくると良いな。

 ULとしての持ち歌数が少ないのでどうなるのかと思っていたのですが、アンコールではそれぞれのソロの持ち歌を歌ってくれました。
 それでも1時間半くらいで終わってしまったので、ちょっと物足りない気も。けど、チケットも安かったし、ソロ曲をあんまりたくさんやるのもそれは何か違うと思うので、ミニライブだと考えればこれくらいで良かったのかも。
 いずれにしても、ULにはこの先も精力的に活動していって欲しいな。 続きを読む>>

行くぜ夏フェス!!

 とっても、とっても嬉しいことがありました!
 いや、これからあります!!
 なんと、今年の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に、「KICK THE CAN CREW」が出演することになりましたッ!!!
 いやっほう!!!

 活動休止してからはイベントやKREVAのゲストとして呼ぶ形でしかライブしていなかったのですが、今回はきちんと「KICK THE CAN CREW」としての出演になります。
 嬉しい、凄く嬉しい。
 活動休止の時はまだKREVAさんに入れ込む前だったし、そもそも一人でそんな立ちっぱなし、踊りっぱなしみたいな激しいライブに行くなんて考えられなかったのですが、今でも時々、「なんてバカだったんだ~、行けばよかった~っ」と思うくらいなので、嬉しい。
 嬉しくて涙出ました。

 今年はフェスには行く気が無かったのだけど、夏休みだし、翌日にKREVAさんも出演するし、これは行けるなら絶対行っとけ。
 ってことで、既に宿は運良く確保。チケットはまだ3次なので、恐らく大丈夫でしょう。
 行くぞ、ひたちなか!!
 (その前にナビの地図ソフト更新しよう・・・)

2014「新潟淡麗 酒の陣」で飲んで来た。

 今年も「新潟淡麗 酒の陣」に参加して来ましたよー
 迷ったけど、結局今回も高速バス利用。だって運転しなくていい(飲める)し、安いし・・・
 ただ、バスだと帰りが17時半発になってしまうので、ここはもう一泊でしょう!と言うことで昨年と同じ月曜日に帰って来ることに。
 考えたら3月のこの時間、ゲレンデ帰りの車で渋滞してるんじゃないかな?正しいチョイスだったかも。

 今年は昨年以上に混んでいるようで、行きのバスも混んでました。
 2人掛けのシートは空いていると一人で占拠出来るのですが、生憎お隣がいる状態。必ず同性の配置になるので問題はなかったのですが、前方のシートのおじさんたちがうるさいし、朝から酒盛りをしていてさきイカが臭い。どうやらおじさんたちも「酒の陣」に行くようで・・・今からそんなに飲んだら短時間で動けなくなるよ・・・
 途中雪が降ったりして驚いたものの、新潟に着くと小雨。
 ホテルに荷物を預け、土産物屋で後で買う予定の日本酒の在庫をチェックしてバスに乗ろうと思ったら晴れた。
 会場での荷物を減らしたくてコートを置いて来たので、こりゃありがたいわーと思いながら、バスが混んでいるので一旦街中へ。
 こまごまとしたものを購入してから、いざ朱鷺メッセ!
 しかし、バスがむちゃくちゃ混んでる・・・
 会場に着いたのは12時半くらい。入場口は長蛇の列で、最後尾が停留所付近まで伸びてました。
 しかも小雨だし、風も強くて寒い・・・ッツ
 ちゃんと折り畳み傘を持参していたので濡れはしなかったけど、いきなり辛い。
 サクサク列は流れて、20分くらいで建物の中に入れたけれど、会場まではさらに並んで、入場は14時くらいだったかな。
 出遅れた―!!と思ったけど、あまり関係なかったです。

 昨年はマッピングに失敗したので(飲むのに夢中で忘れてしまう)今年はもっと手軽にシールを貼ることに。
 会場で貰った地図に、回った箇所にはシール。
 ペンで丸を付けるより綺麗なのでおすすめです(必要に応じて書き込みも少しした)

 早い段階で「北雪酒造」さんへ行き、愛する「純米大吟醸 越淡麗」を試飲する。
 やっぱり美味しくて嬉しくなってしまい、注いでくれたお兄さんに「このお酒が日本で一番好きな日本(つまり世界一)です!」と伝えました。
 そしたらさらに注いでくれたのでラッキー。
 お世辞でもなんでもなく、本当に日本酒の中で一番好きなのですが、あんまり世間に対してアピールすると、品薄になって手に入らなくなってしまうと困るので大声では言いません(笑)

 「今代司酒造」さんへも良い感じになってるところで行きました。
 今年も「もと」と「生原酒」を合わせて醪状態に戻した飲み方を進めていて、つい(全然知らない)試飲に来てる人を捕まえて講釈を垂れたり、ここは純米しか作っていないから酒かすが美味しい!宣伝してみたり・・・・
 今年はそんな風に知らない人と仲良くなって喋ったり、をたくさんしてしまいました。

 二日目は昼前に会場着で、すんなり入れました。
 昼ごはんに「タレカツ丼」を食べた(昨日はつまみとかだらだら食べてた)
 昨日回れなかったところをマッピングしつつ、気になったお酒を購入。
 最初は1,2本で止めておくつもりが、気が付いたら4合瓶で6本くらい買ってた(汗)重たいので会場から発送。

 今年の利き酒は間違いました。残念。
 アンケートに答えてのくじ引きはカップ酒になってました。色んなメーカのがあってどれを貰えばいいのか判らないから手前のを貰った(「スキー正宗」だった)

 今年も飲酒状態でのドライビングテストを受けました。
 ・・・今年も普通に運転出来てしまった。
 慣れていないようで、予想外の結果に係りの人が若干困ってた(苦笑)
 でも大丈夫、西村さん飲酒運転しないから。

 昨年より混雑していたはずですが、中ではそんなに感じなかったかな。
 ところどころにあった和らぎ水(ただの水道)が会場の隅っこでペットボトル水の販売だけになってしまったのが残念。変わり日本酒を飲んだ後はお猪口洗ったりもしたいのにね。
 独特のピクトグラムの注意書きが一か所に集められて展示してあったのも残念。色んな所にあって、それを一つずつ見つけて「くすっ」と笑うのが良かったな。
 テーブルの数は昨年より増えたのでご飯を食べる時には助かりましたが、それでも椅子があるヶ所は大人数で来ている人たちが朝から陣取っているので(荷物を置いて一人二人が座ってる)、立ちっぱなしでした。ああいうのは一人で行ってる人間からしたらちょっとずるいし、来年あたりは有料席とかでもいいんじゃないかな。 続きを読む>>

「最高はひとつじゃない2014」を観て。

 KREVAさんの音楽を使った音楽劇「最高はひとつじゃない」が再演されたので、観に行って来ました。
 ケッコー長いダメ出しだから、さくっと読み飛ばしてくれていいよ(笑)

 場所は初演と同じ日比谷の「シアタークリエ」
 千秋楽と、千秋楽前日の夜の回の2回を観ました。
 ストーリーは同じですが、KREVAは前回演じた掃除夫は別のキャストに譲り、今回は黒紳士なるタキシードの役一本になりました。
 そのため、各ストーリーの主役たちによる歌のシーンが増え、KREVA一人による歌は殆どないくらいに。そこがちょっと残念で物足りなかったかな。

 前回書いた悪かった点のうち、ホリゾント前の移動姿は見えなくなっていました。脇役への演出も良くされており、初演では大きすぎたKREVAのマイクの音も問題なし。
 実は前回、細かくアンケートにダメ出しを書いたのですが、それらも全部クリアしていて、観ていて、しっかり練習をしたのが判りました。

 ただ、一番問題の中学生レベルの基本ストーリがそのまま。
 いや、少し書き足したKREVAの役所の黒紳士を入れることで、さらに幼稚になってる。
 ハッキリ言おう。厨二レベルの話!!
 黒紳士って何よ?魂を送るって何よ?人の言うところの死神って!!(失笑)
 まあ、十歩譲って黒紳士は良いとしよう(KREVAさんは何やっても様になるし)
 初演時には全幕に渡ってKREVAを出すために、タキシードを着せて歌わせたのですが、それと並行して掃除夫も演じたから、ごっちゃになってしまうので分けよう、とKREVAから提案があったそう。実際そういうアンケートの回答もあったのでしょう。
 それで役として黒紳士を作り、掃除夫を別の人に、というのは必然の産物だからまだ判る。
 でも、それは前回のタキシードがただの音響係として、歌うだけのために登場していたのが悪かったのであって、二役が悪い訳ではない。
 むしろ他の場面でもきちんとした主演を与えてしまえば、一人二役、三役なんだな、と判ったはず。初演で問題だったのは、同じ重要性のある役を与えなかったこと。
 それを理解しないで二役が判りづらい、と黒紳士を作ってしまったところに、浅さを感じる。
 そしてナビゲータ的な役割だったもう一人の黒紳士の町田さんと、白タキシードのMammy-Dの白紳士との絡みを作ったはいいけれど、中途半端な設定のせいで、ますますオマケのような役に思えてしまう。
 だったら、掃除夫だけの出演の方がマシだったと思う。初演の掃除夫の演技、良かったから。

 KREVAさんは演劇畑の人でも、テレビの人でも舞台の人でもはないから、単純にわかりやすさを提案したのだと思う。そこを納得させ、判りやすい本を書くことが、周りのプロの仕事だったはず。
 しかも、そうやって単独の役にした割に、あまりストーリーに関連性がない。
 話の中では「黙って見ていられなくなって背中を押した」ということになっていたけれど、具体的に関与したのは「現代」の掃除夫に対してだけ。しかも憑依ってなんだよ。
 「大正」の雅彦に対してはちょっと背中を押したけど、憑依はしてない。
 「室町」の羅鬼の場合なんて、ただじっと見てるだけ。現代との差が、ありすぎ!
 人の感情を後押しする話なのに、憑依って・・・そんな事出来るなら、「室町」の時代で意地悪な村長とかに憑依したらいいのに。

 物語として足りないと思うのはそれだけではなく、「現代」の掃除夫に惹かれるジュリもそう。
 何に悩んでいるのかが良く判らない。既存の概念ではなく、自分が良いと思ったものが本物、という掃除夫の言葉に感化されたまでは理解出来る。
 でも、その後、掃除夫と引き裂かれた後、何故元の恋人サダオを選んだのか。既存の概念を捨てると言いながら、生活を捨てて掃除夫について行こうとしないジュリの気持ちが判らない。
 引き下がった掃除夫に対し、見栄でなく断固ジュリを愛しているとサダオが言い張るようなら、「本当に愛していてくれるのはこの人だ」と丸く収められるけど、そんなシーンやそぶりもない。
 悪いが、初演の掃除夫と黒タキシードが別人物だと理解出来た西村さんでも、ジュリの考えは理解出来ない。
 せめてジュリが日々の生活の中で悩みがあって、それを掃除夫の言葉によって打破出来たのなら、物語として成立もするだろう。でも、ジュリはファッションも音楽も良いものだと思ってそれを選んでいたのだから、「自分が選んだものが本物」は通用しない。
 例えば、本当はRapが好きなのだけれど、恋人が音楽家でRapを馬鹿にしていて言い出せないでいる、とかなら、観に来ているKREVA以外のファンでRapを五月蠅いだけの下品な音楽だと思っている人へのダブル・ミーニングにもなる。
 ただ、掃除夫を好きになる過程も、好きになってからも、イマイチ可愛さを感じられないのは、脚本だけでなく、今回のキャストの能力によるところが大きいのかもしれない。
 初演時に比べて落ち着きがなく、キーキーと騒いでいるだけのジュリは、掃除夫が好きになる要素が感じられず、余計に黒紳士に操られたからにしか思えない。

 「大正」のくだりに関しては、話として、舞台として、纏まっていると思う。
 小道具やセットをあまり使わず、照明で舞台全体に広げた舞台状の階段(全編通して設置したままのセット)を室内や土手に見立てて使っているところも良い。
 ジュリの部屋はチープなピンクで統一され、お屋敷と言うより一人暮らしの若い女性のアパートのようで、ジュリの衣装やお手伝いさんの存在とそぐわず、違和感がある。
 一方、「室町」はセットや小道具もそれなりに用意されているが、ミスマッチではないので違和感は少ない。
 ジュリの部屋も小道具を排し、きちんと掃除夫の立ち位置との隔たりを作るべきだった。「屋敷」「部屋」と言い最初は上手袖を玄関と表現しながら、次からはそのような「お約束」を無視し、まっすぐ階段の上からジュリに向かって歩いてくるようでは、おかしすぎる。
 衣装に関しては、「大正」の朋子さんもおかしい。何で土手のシーンであんなずるずるのドレス着てるんだろう。取り巻き女性の衣装も大正というより明治だし。
 一部朋子さんがダンスを披露する場面があって、そこだけは裾が短いので、そのままでいいと思うんだけどな。

 「室町」の話にも突っ込みたい部分は多々あるが、やはり何と言っても名前だろう。
 主人公の名前が「吉良」で敵対することになる鬼の王が「羅鬼(らき)」・・・どうよ、このDQN具合。
 なので名前を連呼するたびに、観ているこっちが恥ずかしくて仕方がない。
 吉良にしても、何をしたかったのか判らない。
 村人に詰め寄られて悪い鬼たちを殺すように命令され、渋々従ったものの、物語の途中にそれに疑問を覚えている。にもかかわらず、やはり最後に躊躇なく剣を振り回し羅鬼と戦うのは矛盾している。
 ただ周囲に振り回され、流されて、それで最後に兄弟だと知って生き方が変わるくらいならば、村からはじかれたくないために、鬼退治を買って出る、そのくらいの卑屈さがあってもいい。
 あと、羅鬼も登場してわりとすぐに「寂しがりの良いやつ」になってしまうので、悪行を重ねまくって、ふとした瞬間に良いやつになる、逆に吉良は良いやつだと思っていたのに鬼だった、の方がメリハリがあると思う。
 厨二レベルだと評してみたけれど、単純に物語の作り方が下手で、推敲と言うものをしているのかどうかすら怪しく思える。
 この音楽劇はチケットの値段が9,500円とわりと高いが、「シアタークリエ」という劇場だから、それについては妥当だと思ってる。
 それ故に、若年層のファンは少なめ。
 それならばやはり客層に合わせた内容と言うものがあると思う。若い人が多ければ今回のような内容でも良いと思うけれど、良い年した人間が観るに堪える内容では正直ないと思う。 続きを読む>>

チャペルで「おお雨」ライブ。

 今更の記事になってしまいましたが。

 隣市の音楽祭に、おおはた雄一さん坂本美雨ちゃんのユニット「おお雨」が出ると言うので、10月1日に聴きに行って来ました。

 平日、しかも第一労働日に当たるので少し心配でしたが、問題なく18時半前には会場到着。
 ライブ場所はなんと結婚式場のチャペル。
 地元では結構有名な式場で、イギリス風の建物と内装で凄く可愛らしい素敵な場所です。
 1階のホールに椅子を並べた会場で、全席自由席。前の方は埋まり気味でしたが、1人のため、3列目の真ん中に空いてるところを見つけて確保。ステージと凄い近い~
 2階はバーになっていて、結婚式だと式の合間に歓談するラウンジになるのでしょう。時間があったので、ノンアルコールカクテルを飲んでみた。

 おおはたさんのアコースティックなギターで時間通り始まったライブは、チャペルなので天井が高く、良く響く感じ。
 それに絡む美雨ちゃんの歌声は、本当に美しく、天使の歌声そのものでした。
 真っ白いドレスに頭には花飾り。花嫁さんみたいな格好の美雨ちゃんの歌声はあまりに美しく、讃美歌のようで、その声そのものに感動。途中何度も涙が出そうになっちゃったよ。
 おおはたさんのギターも良かったです。
 今まであんまりギターに興味無かったけど、何だか楽しそうなのです。弾き方によってあんなに変化するんだな~

 おおはたさんの曲をカバーした「おだやかな暮らし」が良かった。
 アルバムで聴いてた時はそんなに気にしてなかったんだけど、柔らかい旋律と暖かい音に癒されます。
 曲の後に「好きな人の掌」という歌詞で猫の肉球を想像した、と美雨ちゃん。
 そこから「猫吸い」について話題が飛び、猫の吸い方のレクチャーを披露。
 それまでおっとりした雰囲気だったのが、あまりにも生き生きとしてて笑ってしまいました。 続きを読む>>

「908フェス」再び。

 「908FESTIVAL 2013」に行って来たよー
 昨年はどうも自分的には盛り上がらなくて、今年も昨年同様のやっつけ仕事なロゴに、「今年も駄目か・・・」とイマイチ乗り気ではなかったのですが。今年は前寄りの席が取れたし、やっぱりKREVAさんファンなので、行って来ました。

 今回の客入れは熊井吾郎が一人でDJ。
 昨年と違い通常の舞台上でのプレイで良く見えた。
 椅子に着席した時点でRHYMESTERの曲が続けて流れて、テンション上がる~!
 そしてここでまさかのKREVAさんの曲。この時点でみんな総立ち。

 昨年はカジュアルな衣装だったり、セットらしいセットが無かったり、スクリーンに映るのもただ歌ってるだけの装飾の無い映像だったり、いつものライブとは違う違和感がありました。
 今年はそれが改善され、いつもの一歩間違ったらあり得ない衣装(ストライプと千鳥格子の上下って!)、大きな908をあしらったDJブース、スクリーンにはDVDJを使ったカッコいい映像。照明もそれぞれの曲に合わせて変化を付ける、いつものプロフェッショナル・チームKREVAでした。
 おかげで最初から楽しく踊りまくり。

 ただ途中、サイプレス上野とロベルト吉野の登場のところで、音が鳴らないと言うアクシデントが発生。
 それはすぐに解消しましたが、その後のSONOMIちゃんの出演シーンでは音が完全に出ない。スタッフが舞台上で設定をあれこれやっていて、ようやく音が出て「愛が足りないよ」を歌い出したと思ったら、歌と曲がズレる・・・SONOMIちゃんが聴いてるイヤモニと会場の音にズレがあったみたい。そのことにSONOMIちゃんも気付き、モニターを外して直接音を聴きながら歌う。
 が、その音も途切れてしまい、そのまま手拍子で1番だけアカペラ。
 その次の「遠くまで feat.KREVA」も最初は流れたもののすぐ止まってしまい、SONOMIちゃんも、観てる方もこのまてま行くしかない!って感じ。その様子にKREVAさんもそのままRap部分をアカペラ。
 SONOMIちゃんにしたら不本意すぎる内容だっただろうけれど、二人一緒のアカペラを聴けることなどまずないので、観客としてはちょっと得した気分。これらは本当に力があるから出来る対応で、かつ聴くに値する内容だったからこそ感じたこと。
 歌い終わった後、当日が誕生日だったこともあり、KREVAさんの号令で観客みんなで「HappyBirthday」を歌いました。
 涙ぐむ姿を観て、これからも応援していきたいな、と思いました。

 それから吃驚したのは阿部真央ちゃんかな。
 暗ーい曲をアコースティックギターを掻き鳴らして歌うので驚いた。こういう曲を歌う人だったのね・・・
 HIP-HOPの人たちが集まっている中ではかなりの異色でしたが、ちょっと面白かったです。「母の唄」すごいね~大したことは歌ってないけど、涙出ちゃったよ。

 KREVAさんの部分は何にも言うことないですね!
 出て来るたびに衣装が違って、どれも奇抜なのにカッコイイ。
 「SPECE」ツアーと同じようにバンド形式だったので、全員での「PROPS」もアレンジされていて、カッコ良かったです。
 KEN390とSKY-HIを招いての「ファンキーグラマラス」はよくこの顔ぶれでやることを思いついたな~、と思いました。
 他、細かいことに関しては、音楽関連のサイトでも当たってみてください。 続きを読む>>

若冲といわきの今。

 福島へは「若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命―」を観に行きました。
 伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」を筆頭に、プライス夫妻が江戸絵画のコレクションを東北復興のために貸し出して下さっての展覧会。
 岩手、宮城を巡回し、福島が最後。
 恐らく、この先日本には里帰りしないと思うので、どうしても見たい!と思い行って来た。

 あー、何だろう。
 若冲の絵は凄いんだけど、目の当たりにして圧倒されるとかは無かった。むしろ馴染みがあって違和感がないっていうか・・・あまりに写実的で完成されていたせいだろうか。
 その代り「やっとお会いできましたね」という気持ちになった。
 他の作家に比べ、若冲は穏やかな画面の中に絵画に対する激しさが見え隠れしている気がする。
 一つの対象物を何年もずっと観察し続けるだけの情熱を、知っているからだろうか。

 「鳥獣花木図屏風」はタイル状に描かれているからか、やはり絵画と言う気がしなかった。
 ガラス越しだったせいもあり、小さな動物まできちんと見えづらかったのが残念。
 今回は単眼鏡が心底欲しいと思った・・・

 「旭日雄鶏図」は観たかった鶏を題材としたもの。
 凄く綺麗だったし、ちょっと離れると本物がいるみたい。
 「鶴図屏風」も素晴らしいけど、同じ鶴なら「群鶴図」の方が距離が近かったせいかハッとした。
 あと「芭蕉雄鶏図」の芭蕉の葉に光る水玉!本当にそこに水玉があって光っているように見える・・・墨一色なのに!!

 MIHO MUSEUM収蔵の「象と鯨図屏風」も賛助出品されていて得した気分。
 賛助出品は会場によっても違ったりするので、岩手も宮城も行きたかったなあ・・・

 福島って意外と近いと思ったから、会期中にもう一度行ってもいいかも。展示品、前期後期で入れ替わるしね(その時は是非、単眼鏡を!!) 続きを読む>>

夏休み。

 あっという間に夏休みが終わってしまいました。

 7/26(金)明日から休み。夜、時間が合ったので、友人とちょこっと飲みに出かけた。
 7/28(日)実家で甥っ子と「きょろちゃん」でかき氷作った。
 7/30(火)友人とうちでご飯食べた。この間話に出たので夏なのにしゃぶしゃぶ・・・
 8/2(金)福島へ。
 8/3(土)福島から水戸へ。途中いわきへ寄り道。
 8/4(日)「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」
 8/5(月)水戸から帰宅。夕ご飯は友人と餃子食べた。

 こんな感じで10連休が過ぎました。

 「きょろちゃん」は西村さんが小さい頃に購入した古いかき氷器です。30年以上も前のものなので、最近は「きょろちゃん」ではなく「きょろさん」と敬意をもって呼んでます(笑)

 福島で泊まったのは市内にある土湯温泉
 長野行った時とは違い、きちんと事前予約していきました(笑)
 やはり平日なのでお客さん少な目。無料の貸し切りの露天風呂が二ヶ所あり、しかもやたら広かったのでテンション上がった(両方入った)
 日帰り温泉施設の広くない露天くらいある!(たとえが判りづらい)
 ただ、洗い場が1つしか無いから、複数で入るとそれはそれで不便だろうなー。
 あと、露天なだけあって、朝は虫がいっぱいでした・・・
 ご飯も美味しかった。
 夕ご飯の時に前菜で出た、サーモンのハラミを塩糀に漬けたのが美味しかった。サーモンを塩糀で味付て一日置くだけなので、パクって家でやってます。
 それと馬刺し!福島産の生の赤身の馬刺しが出ましたが、美味しい!赤身ってスジっぽいこともあったりするんだけど、薄くスライスされてるし、元々が柔らかいみたいで美味しい!!
 福島に馬刺しを食べに行きたいくらいだ・・・
 市街地からもあまり離れてないし、1泊2食で1万5千円くらいなので、特に高い旅館ではなかったのですが、満足でした。

 福島の翌日、水戸に移動する前に近くの池の睡蓮が見ごろだと言うので観に寄ったり、道の駅にを買いに寄ったりしました。
 西村さんねえ、桃が好きなんですよ。
 果物の中では桃がおそらく一番好きなんだと思います。真冬に桃が食べたくて、代わりにドライフルーツを齧って悲しくなるくらいに好きです。缶詰じゃなく、生の桃が好きなんです。
 そんななので、結局、道の駅と農園直売のところ、あと、いわきの道の駅でも買ったりして、結構大量の桃をGET。
 桃、大好きー!!!
 農園ではかごに入った桃をセルフで剥くシステムで試食させてもらいました。試食が丸々一個・・・福島、良いところだ。福島の桃美味い、大好き~!!(しつこい) 続きを読む>>