はい、先週出ました。
KREVAさん5枚目のアルバム。5枚目だから「GO」いつも通り駄洒落です。
9月8日、通称、
クレバ(908)の日に出て、約一週間。
(実際は大人の事情で6日には店着してて、西村さんも7日には手にしてましたが)
車の中はもちろん、家の中でもちょっと時間があれば流してます。
日に3回も4回もエンドレスリピート中。
初聴時はどの曲も独立して良い曲!って感じで、どちらかと言えばアルバムとしての纏まりとか感じなかったんだけど、それは多分シングルとか配信とか先行して聴いてた曲が多かったせい。
繰り返して聴くうちに、今までKREVAさんのアルバムを通して聴いたことのない人だったら、凄い衝撃なんだろうなあ、と思った。
残念ながらオリコン週間チャートでは2位でしたが、何でよーって思う。もっとみんな聴けよー!!
って、ことで、勝手に感想。
1曲目の
「基準」は超高速ラップ。
「心臓」ツアーで見せたような、とてつもない速いのを聴かせてくれます。歌詞カード見ながら歌っても、追いつけません・・・スゲー。
でねー、俺が基準だって言い放つ歌詞がカッコいいんです。しかもこのスキルだから説得力がある。
KREVAさんが基準で、文句ないです。ハイ。
2曲目の
「挑め」は2月に出たシングル。これも、「挑め Remix feat.MCU & LITTLE」も大好きです。
最近、TVでこのRemixバージョンをMCU、LITTLEと共に披露してて(キック休止してから3人でTV出るの7年ぶり!)カッコ良くて西村さん死にそうになった。でも生の方がもっといいけど。
DVD付バージョンにはPV入ってて、そのPVも、撮影メイキングも好きです。
3曲目の
「KILA KILA」もシングル。「C'mon, Let's go」と共に気分上げてく感じ。PV面白いよ。
4曲目の
「蜃気楼」はfeat.三浦大知。
4つ打ちカッコいいし、KREVAさんのちょい低めのRAPと伸びやかな大知君の声が絡んで、まさに三浦大知キター!って感じです。とても良いです。
5曲目の
「呪文」6曲目の
「runnin' runnin'」は今までのKREVAさんとはちょっと違う感じ。いや、曲はいつも通りだけど、歌詞とかちょっと違うかな。
どうやらアルバムコンセプトの「怒と哀も表現するようにした」の「哀」が強いのかも。
7曲目の
「HOT SUMMER DAYS」は無料ネット配信曲。
タイトル通り、暑い夏の曲だけど、暑くてアンニュイな感じが良く出てます。西村さんのイメージとしては、残暑の夕方位。
8曲目の
「微炭酸シンドローム feat. 阿部真央」このアルバムの中で今のところ一番好き。熊井吾郎のトラックそのものが好きだし、阿部真央の声が良い。
歌詞も男女2人が上手く行きそうで思うようにならない感じが、悲しいかな自分の今の心理状態に微妙にシンクロ。
面白いのは、お互いを想っての歌詞じゃないところ。少しズレてちぐはぐなのがただの恋愛の歌と違って良い。この微妙なズレ感は「よろしくお願いします」に収録されてる「今日だけでいい」とかもそんな感じ。
9曲目の
「パーティーはIZUKO?」は昔を懐かしんでると思わせて、形は変わっても今も盛り上がれる場所はここにあるよ、って曲。
人間昔を懐かしむのは年を取った証拠。
10曲目
「C'mon, Let's go」はもう腐るほど聴いてます。いや、この曲は永遠に古くならないけど。
この曲については過去に言いたいことは書きましたので、割愛。
11曲目
「EGAO」は配信曲。
「意味深3@武道館」がDVDに収められてます。このためだけにDVD付を買った方がいい。
12曲目
「探究心」は「KILA KILA」とカップリングでシングル先行。ただその時のタイトルは「Tan-Kyu-Shin」でした。
KREVAさんがアルファベットから漢字へ無意味に変更するわけがなく、どんな風にアレンジしてくるのかと思いましたら・・・全然違う曲だった!アレンジとかじゃなかった!!
トラックと歌詞とリズムは同じなのに違う曲。全く違う曲。
凄い、スゴイ、カッコイイ!!
「Tan-Kyu-Shin」より切ない感じに仕上がってて、アルバム全体を通して聴くと、KREVAさんの意図が判るような気がします。
良い日もあれば、もやっとした日もある。でもそれでもまた続いていく日々、探究心。
「探究心」で1日が終わり、「基準」に戻ることでまた毎日が始まる。そんな気がします。
だから延々リピートしてしまうのかも。
今、公式サイトで毎日1曲ずつ、KREVAさん自ら解説を行ってます
これだけでも面白いので、是非観てよ。
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