アカシア酒漬けました。

 今年もまたニセアカシアの季節がやって来ました。
 この時期になるとアカシア酒で検索されてる人が多いので、レシピという程ではないけど、今年も書いておきます。

 GW前からいつ咲くのか、いつ摘もうかソワソワしてましたが、ようやく月曜日に摘みました。
 例年連休開けてすぐぐらいなので、今年はちょっと遅いみたい。
 アカシア酒と言ってますが、正しくはニセアカシアの白い花(黄色いのは違います)とても甘い香りのするアレの咲き掛けを使います。
 っていっても、房で咲いてるので、つぼみ~咲いたものでOK。あまり小さなつぼみはパス。
 可愛そうな気もするけど、房ごと摘みます。まあ、生命力強い木だからよほど小さくなければ平気だけど。

 家に帰ったら、摘んだ房から花だけ取ります。指先でしごくようにしたら簡単に取れます。この時ガクとか小さな軸はついてても平気。
 ボウルに入れて軽く水洗い。
 ニセアカシアはあれだけ香りが強いのにあまり虫がつかないみたい。今年はアブラムシみたいなのを若干見かけたけど、そのくらいで大型の虫はいないので摘む時も気持ちが楽です(でも小さな虫も絶対イヤ!っていう人はやめた方がいい。洗っても落ちないことが多いから)
 ザルに揚げて、水気を切ります。西村さんは面倒くさいので、ザルを振った後、軽くキッチンペーパーで抑えるくらいですが、マメな人はなるべく水分を拭き取ってください。

 綺麗な瓶にアカシアを入れます。軽く詰め込むくらいで口まで入れて平気かも。
 ちなみに分量としては、2L瓶で両手を使って丸を作ったくらい入ります。コンビニの一番小さな袋に目一杯詰め込んだくらいかな?
 氷砂糖を投入。焼酎などを口まで注ぎます。梅酒などと違って、砂糖の分量はもう好みです。ただ、ゼロだとやはり花の香りが思うように出て来ません。
 冷暗所で保管しますが、時々瓶を振って花が上下入れ替わるようにしてください(アルコールに浸かっていない部分だけ変色してしまうため)
 砂糖の分量が多い場合は1年未満で漬かります。ザルで越して花を取り除いてください。

 昨年漬けたウォッカオンリーは、上記のとおり砂糖を入れなかったので香りが付かず、最近砂糖を足しました。

 アカシア酒2011
 これが今年漬けた奴。
 左がシロップ、右が白ワイン。
 シロップは単純にグラニュー砂糖を溶かして作り、漬けた。
 白ワインは果実酒用ではない普通の安い(紙パックのやつ)を利用したので、白ワイン+焼酎+氷砂糖(アルコール度数が20度以下だと再発酵の恐れがあり、酒税法に引っかかるから)
 この白ワイン方式(?)で金木犀とかも過去に漬けました。桂花陳酒美味いよ。
 翌日に蓋を開けてみたら、既に良い香りだったので、もしかしたら花を漬けるのは焼酎オンリーより白ワイン入った方が美味しいのかもね。 続きを読む>>