寒いそうなので、引きこもってます。

 今日は久しぶりにスコーン焼いてみた。
 小麦粉半量を米粉に置き換え。特に問題なし(というか何が違うかサッパリ判らない)

 昨日から昔の「X-TRAIL JAM」のDVDを観ています。
 本当にスノーボードに行きたいという気持ちが無くて、昨日も用意だけしておきながら結局行かなかった。
 何でここに来て気持ちが萎えてしまったのか判らない。でも、寒かったり雪の予報が出ていても、ボードの雑誌を観ても、気分が高揚しないのです。
 あのワクワクする気持ちが湧かない。
 ボードを始めるきっかけにもなった「X-TRAIL JAM」なので、コレ観たらまた気持ちが高まるかなー、と思ったのです。
 結果としては、少ーしだけ滑りたい気持ちが戻って来たような?

 トラビス・ライスが大好き。2006年の彼のダブルコーク1080にちょっと涙した。人間ってあんな風に飛べるんだなあと思ったら、180も満足に出来ない自分が悔しい。
 やっぱり今のままで止める訳にはいかないから、あの気持ちと情熱は絶対に取り戻したい。 続きを読む>>

短編「結婚式」

 意欲が湧いたので、久々に創作。
 しかももしかして初披露?なオリジナル・・・もう15年も付き合ってるキャラクターなので、そのうちどこかで長いのを公開したいんだけど。


 かじかんだ指でインターフォンのボタンを押すと、十秒も経たずにドアが開く。
 「お帰り」
 「たーだーいーまー」
 ドアの隙間に体を突っ込むようにしてこじ開け、下げてきた紙袋もドアの内側へ。
 「寒かったろ」
 「うん。凄く寒い。静岡も寒かったけど、東京の方がやっぱり寒いね。手袋してても指先冷たいよ」
 ダイニングテーブルに紙袋を置き、マフラーと手袋を取る。
 「風呂、溜めておいたから入れよ」
 「ホント、やった!」
 タイミング良く準備してくれておいた事に感謝しつつ、差し出された手にコートを押し付ける。
 「ちゃんと肩まで浸かって十数えろよ」
 「ちぇー。子供じゃないよ」
 何か言いたそうに小さくため息が吐かれる。裏返しになったコートの袖を黙って直すのを尻目に、バスルームに向かった。

 「やっと指がちゃんと動くようになったよ」
 風呂から上がり、ダイニングの椅子に座る。
 「アールグレイで良いよな?」
 「うん」
 お茶にこだわりがある訳ではないのを知っていて、それでも必ずと言っていい程確認をされる。いつでも、いつになってもこういうところが国弘は律儀だ。
 「で、式はどうだった?」
 陶器の触れ合う音がして、ティーポットとカップ、何かおやつらしき物が運ばれて来る。
 「勿論、良い式だったよ。ドレスがスゴイ可愛くて、似合ってた。変な男だったらオレ、嫁にやらん!って思ってたけど、いい人そうだった」
 「お前、いつもそれ言うな」
 くすり、と笑って冷やかされる。
 「だって!全員オレの子供達だもん。万沙美にも絶対幸せになって貰いたいし!」
 淹れて貰ったばかりの紅茶のカップに手を伸ばす。
 「ホントに幸せそうで良かったよ」
 カップに鼻を近づけ、その芳しい香りを吸い込む。湯気と共に鼻孔に届く、幸せの香り。

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