首切りの夢。

 また嫌な夢を見た。

 嫉妬のあまり相手の女の首を絞めて殺し、なおかつ荷作り紐でくくって吊し、最後に首を切り落とす。
 さらに流れた血をペースト状にして豚肉に塗り、トンカツにして工場の人(何か工場みたいなところに居た)に振る舞ったら、「生臭い」「レバーじゃないのか」と口々に言われたけど、微笑みながら食べてみせる、というもの。

 大丈夫か、自分。
 でも、夢の中で相手は、怯えながらも近くに来るように呼んでくれたから良いのだ。
 まー、原因はわかっているんだけど。
 きっと寝る前に貫井徳郎「妖奇切断譜」を読んでいたせい。美女がバラバラになって発見される事件の話だから。 続きを読む>>