「脳は眠らない」・・・確かに眠ってないな。

 寝てないワケじゃないのに、既にねむー。
 いつものことですけどね。
 図書館で借りてちびちび読んでるアンドレア・ロック著「脳は眠らない」
 普通、夢は嫌な思いやマイナスな感情を抱くことが多く、健常な人はそれを起きた時に引きずらないものだけど、鬱の人はその感情を起きた時も引きずってしまうから、朝起きた時に余計に鬱々としてしまうらしい。しかし、レム睡眠中に起こして嫌な夢を中断すると、その鬱々が起きた時に途切れるから朝起きた時にそんなに嫌な気持ちで目が覚めない、てな事が書いてありました。
 もしそれが真実なら、西村さんが夜中や明け方度々起きるのは、もしかしたら体が自分で夢を中断して、朝楽なように自己防衛してくれているのかも。
 だとしたら目が覚めることを困ったこととして捉える必要はないのかな?

 何で夢ばっかり見るの、何でちゃんと眠れないんだろう、と思って読み始めたこの本、思っていた以上に面白いです。 続きを読む>>

西村さんは昔からとらが好きです。

 昨夜、ここ数日読み返していた「うしおととら」を読み終わりました。
 最後の数冊を寝る前に読んだんですけど。
 号泣。
 とらの過去にボロ泣き。
 の最期に鼻水止まらない。
 真由子がとらの髪を梳かす件に、声を上げて泣く。

 もう、3巻分ずーっと泣いておりました。鼻水が涙と同化して流れるくらい。
 おかげで読み終わったら枕びしょ濡れ(布団に入って読んでたから)目はぱんぱんに腫れてるし。
 連載中に都度コミックスを読んでた時はここまで泣きませんでした。今回は続けて読んだから、途中に出て来たキャラクターとかエピソードとかもしっかり覚えてたってのもあるんだろうけど、その頃より自分の感情が多少豊になってるってのもあるのだろうな。
 そのせいか感動したとかより、「白面って可哀想だなあ」ってそれが一番強かったです。嫌悪や畏怖でなく、やっぱり誰だって優しく名前を呼ばれたいもん。
 そゆワケで、悪いヤツをただ力で倒してめでたし、じゃないのが藤田和日郎の漫画の一番好きなところです。
 面白かった〜 続きを読む>>

「乱鴉の島」イイ!

 現在「Timebook Town」で連載されている、有栖川センセの「乱鴉の島」をさっき2回分続けて読みました・・・毎月一日に配信されるんだけど、先月と今月分まだ読んでなかったのよ(←ファンにあるまじき)
 小分けで読んでいるせいかもしれませんが、面白い!
 今更ながら面白い!!
 間違ってほぼ無人の島に休暇にやって来た火村とアリス。大人数人と子ども二人の謎の集まりに加わり数日を過ごす事に。そこに有名なカリスマ起業家がヘリコプターで登場し、入れ替わる様に住人の一人が遺体となって発見される。

 なんかそんな話です(大ざっぱすぎ)
 先が読めない〜
 犯人の目的も良く判んない〜
 集まりの目的も良く判んない〜

 ミステリとしての謎もあれば、人間の謎もあり、面白さ倍増。
 特に良いのが舞台。タイトルが示す様に、鴉がたくさん飛んでいる島なのです。いいな、自分もここに休暇に行きたい(そして事件に巻き込まれたい・おい)

 ネットでの連載はもうすぐ最終回を迎えるので、今年中に本になるらしいのでそしたら是非読んで頂きたい・・・但し最終回の出来次第で(笑) 続きを読む>>

オタクブック!?

 無いと言っていた「逆転裁判ファンブック」、結局JBOOKで買えました。わーい。
 今日届いたのだけれど・・・なんか想像と違った。

 なんて言うかなんて言うか。
 本のサイズからしてB5。
 本自体薄くて、背厚7ミリほど。
 カバー?カバーなんてナイですよ。表紙一枚(PP貼り<笑)
 表紙はなるほど君と御剣検事が二人ばーんと・・・
 ごめん、どっからどう見ても、同人誌に見える(笑)

 内容的にも勝手に主要キャラクターのプロフィールを予測してたり、イラストがいっぱいあったり(デザイン担当者の、ではなくいかにも同人作家の手による)、ショートショートが載ってたり(勿論ゲームクリエーターに寄るものではなく・・・)
 ごめん、中身も相当オタクだ、これ(苦笑)

 まあ有栖川先生とディレクターの対談は、ミステリ好きによるミステリを作る過程に対する真面目な対談で面白かったです。 続きを読む>>

「謎は解ける方が魅力的」・・・を書いた有栖川先生が魅力的!!(笑)

 今週は猛烈にダメで、火曜日と昨日、仕事をオヤスミしました。
 そんなワケで昨日出た新刊、「謎は解ける方が魅力的」を本日仕事帰りに購入。
 さっそく読みました。
 といっても、1/3くらい読んだ事がある文章(エッセイ集なので)でその辺を斜め読みして飛ばしたらすぐ終わってしまった・・・面白いんだけど、ぷはー!一冊丸々読んだー!!って感じが乏しいです。
 書き下ろしの新刊しばらく出てないから仕方ないんだけど・・・もしかして「マレー鉄道」っきり?
 雑誌まで追っかけてるのが悪いんだけど。そろそろ寂しい。
 そんな追っかけ西村さんは来週はサイン会に行きますよ。楽しみだ。 続きを読む>>

「ワンダーランドin大青山」好きかも。

 ダラダラ起きて、倉阪鬼一郎「ワンダーランドin大青山」の続きを読む。
 頑張って披露宴までにいくつか読もう、と思っていたけれど、そんなことを考えずともさくさく進む。
 大狐とコンちゃんの親子、猫又達が可愛いなあ。以外と好きなのが、駄目な猫又の又五郎。逐電前に書き残したアホな手紙が可愛いです(笑)
 少しラストは悲しいですが、面白い本でした。
 しかしまぁ、色んな場面が次から次へと浮かぶもんだ・・・現代日本かファンタジーでもどこかにありそうな世界しか描けない自分とは大違い。作家って凄いなあ。

 次は何読もうかな。
 近所の本屋は倉阪センセの本はあとは新刊くらいしかなかったから(出来れば出た順に読みたいタイプ)違うところで探そうかな。 続きを読む>>

リアルに面白くない「リアル鬼ごっこ」

 この間東京に行く時、読む本がなかったので、山田悠介著「リアル鬼ごっこ」を買いました。
 結局読まずに帰って来て、今日ようやく開いてみた。

 うわ、なにこれ。



 スゲ、つまんな・・・


 
 なんかもー、ストーリーがチープ。会話がまるで素人演劇。文章は小学生の作文みたい(鬱)
 ファンもいるだろうからあんまり悪くは言いたくないが、ちょっとコレはいくら何でも酷い。よくもまあ、出版社はこれを出したね!で、良くみんな買うね!!・・・などと思ってしまった。
 もし有栖川先生がこれを書いてたなら、新しい手法かと思いますよ。その位有り得ない文章です。
 ちょっとなーと思うような出だしでも、普段はちゃんと読み飛ばすことなく根性で読むんだけど、これは久々に駄目でした。
 最初10分くらい読んだところで、飽きてラストを読んでしまいましたが。
 ・・・う、やっぱりラストもサイア(以下自粛)
 なんか、漢字の多い童話って感じでしたね。でも本棚に並べておきたい系じゃなく、読み捨てられちゃう系。

 まー、全部読まないで捨てるのも失礼なので、取り敢えずぼちぼち読んでいきます(軽く苦痛)
 読み終わったら壁に投げるかも知れないが、そしたらそれはそれで(笑) 続きを読む>>

「屍鬼」凄いことになってます。

 今日は一日ダラダラと本を読んで過ごす。
 夕方本屋に続きを買いに行って、ついでに薬店やお茶屋さんに寄ったりしたくらいで、たらたら読んでます。
 ただいま文庫版「屍鬼」の5巻(最終巻)の真ん中くらい。
 相当大変なことになってますよ。良いのかこんなに残虐で(汗)
 しかしよく考えたら小野主上だもんなー、「十二国記」だって容赦ないもんなー
 読む前は「田舎の薄暗い話がこんな分厚いのか・・・」と思ってましたが、やっぱり面白いわ。
 苛々する部分もあるけど、投げ出すほどじゃないところが小憎い。痒いところにたまに届いたりする感じのじれったさみたい(笑)
 そんなところなので、今晩中におそらく読み終わるでしょう。終わったらまた感想を書きます(ラストの出来次第でボロクソ言うかもしれんが) 続きを読む>>

首切りの夢。

 また嫌な夢を見た。

 嫉妬のあまり相手の女の首を絞めて殺し、なおかつ荷作り紐でくくって吊し、最後に首を切り落とす。
 さらに流れた血をペースト状にして豚肉に塗り、トンカツにして工場の人(何か工場みたいなところに居た)に振る舞ったら、「生臭い」「レバーじゃないのか」と口々に言われたけど、微笑みながら食べてみせる、というもの。

 大丈夫か、自分。
 でも、夢の中で相手は、怯えながらも近くに来るように呼んでくれたから良いのだ。
 まー、原因はわかっているんだけど。
 きっと寝る前に貫井徳郎「妖奇切断譜」を読んでいたせい。美女がバラバラになって発見される事件の話だから。 続きを読む>>

思いこみ。

 昨日、NHKの「スタジオパークからこんにちは」京極夏彦がゲスト出演。
 近々出ることは知ってたけど、特に興味もなかったので「ああ、昨日だったんだ」という程度でした。しかし、母が気を利かせて録画しておいてくれました。
 観たい番組もなかったからさっきそれを観たのですが。
 テロップの「北海道出身」というのを観て、母が「京都じゃないの?」と言い出した。
 西村さん&妹「北海道だよ」
 母「だって京大でしょ?」
 西村さん「違うよ」
 母「京都に住んでるんじゃないの??」←埼玉です。
 西村さん「違うよ・・・」
 母「京大出身でしょ?」←しつこい。

 彼女は何を見て京都出身の京大卒、京都在住だと思っていたのでしょうか(謎) 続きを読む>>