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「TOTAL908」東京ファイナルと今後。

 どこまでを書き残したらいいのか迷ってるうちに1か月以上経ってしまったぜ。
 結局、割と無駄なところを細かく書いてます。長い。詳しいセットリストは検索してください(笑)

 もー、結論から言いますと、素晴らしく楽しく、素晴らしく嬉しい完璧なライブでした!!!
 東京ドームシティホールでのライブは初めてでしたが、ライブハウスとホールの中間みたいな感じで面白かったです。キャパ3000人でチケット完売しているのに、まさかの60番台でした!ひゃっほう!!!
 おかげで真ん中近くの2列目(前の人が小柄だったのですごく見やすい)をキープ。
 それでありながら、通常のライブハウスのようにKREVAさんが登場したからと言ってぎゅうぎゅう押されることもなく快適でした。

 イントロとして「君に夢中」が鳴り響き、熊井吾郎とバンドの演奏に耳を傾けつつの歓声、「ってかもう」からスタート。
 熊のノリの良いキックの強いトラックが心臓のドキドキと相まって、そこに「挨拶もそこそこに済ませて早速始めよう」というリリックが胸に突き刺さる。
 待ってた!という気持ちを汲むような「神の領域」は、この人のファンで良かった!と本当に思える。
 ツアータイトルの「TOTAL908」の意味を教えつつ「嘘と煩悩」の練習をしたかと思えばそのまますんなり曲には行かず、過去のアルバムの1曲目のメドレー。
 んーカッコいい。あー懐かしい。
 自分がライブに行ってなかった頃の曲は今聴いてもカッコいいと思え、行ってた曲は懐かしく、そういうアルバム曲をやってくれることが嬉しい。オリジナルの「Dr.K」はやっぱり特別感ありますね。この曲が最高だとかではなくて、最初のアルバムの最初の曲、つまり多くの人にとって初めて買った、KICK THE CAN CREWではないKREVAとしての初めての曲の可能性が高い(西村さんもそうでした)だから今でもこの曲を耳にすると胸がわくわくしてテンションが上がります。
 他のアルバムもそのわくわくは同じで、新しいアルバムの1曲目はいつも胸を高ぶらせる。
 第一印象が大事!と語るKREVAさんの衣装にちらほらと笑いが起こる。このツアーもいつも通りの派手な衣装でした。

 第一印象メドレーの後、再びアルバム「嘘と煩悩」の1曲目である「嘘と煩悩」に戻るとその成長ぶりが良く解る。
 そしてアルバム曲の後に過去の曲の新しいアレンジを聴くと、新たな発見や改めて良い曲だと思ってまたさらに好きになる。

 完璧な流れの本編に対し、ずっとサッカーに例えていたアディショナルタイムことアンコールは、ファンのリクエストに答えるというものでした!
 チケットの半券をKREVAさんが(「カリブの海賊」のモノマネしながら)引いて、当たった人のリクエストに答えるんですが、ホールでのバンドスタイルの場合は演奏できる5曲をやるという形でしたが、ファイナルなのでライブハウスと同様に熊が音源を出して、出来るならやる、という太っ腹。
 で、リクエストが出たのが「ACE」
 わーい!好きー!!
 でもKREVAさん忘れちゃってるみたいで、秘密兵器のiPadで歌詞を確認。舞台上でぶつぶつ声に出しつつなので、途中でファンが被せて来る。「お前ら鼻歌取るタイプだろ!お姉ちゃんと一緒だ!」と叱られました(笑)←叱られた人。
 でもそんな軽口叩いていても、ちゃんと振りまで覚えてるんですよ。さすがだなあ。
 そんな風に思えるくらいちゃんと歌えているのに、シュートはきちんと決まらなかったカウント!
 次のリクエストはまさかの「So Sexy」でした。
 うおおおお!!!!!!!
 聴きたかった!聴きたかったんだよ!!!
 自分がもし当たってもリクエストしたいと思っていたうちの1曲!!!
 もうそろそろ時効だと思うので書きますが、「心臓」ツアーはアンコールをやらないという方針で、実際になかったのですが、新潟のライブハウス公演で終わった後もお客さんの声援が止まず、本当にセットの解体が始まりかけたところでKREVAさんが出てきて、その場でお客さんのリクエストでアカペラでこの曲を歌ってくれたのです。
 イヤモニも無いのに完璧なリズム、マイクも通さない生の歌声が凄くカッコよくて、あのことがあってからより一層KREVAさんを好きになった気がします。
 特別にアンコールに答えたことをSNS等で拡散されちゃうと他の会場でも同様のことが起こって、ツアーとしてアンコールをやらないという決まりが崩れちゃうのでKREVAさんから口止めされてましたが、もういいよね!
 その時からとても大切な曲になったのですが、凄い難しい曲なんだよ~なので、大半のKREVAさんの曲は歌える西村さんですら、いつになってもカラオケで歌えない。
 んで、KREVAさんも思い出せなかったようで、エアKREVAを始める始末!
 もう大笑いですよ。楽しい!!
 他の会場でも「So Sexy」はリクエストされたようで、だったら908フェスでやろうかな、大ちゃん歌えそうだな、と言ってくれました。わあい!楽しみ!!!
 その後「BESHI」もやって、4曲目にしてようやくバンドスタイルで演奏出来る「トランキライザー」が出ました。
 だけどこの間休憩モードで椅子のある人は着席していたりしたので、ドラマティックに立ち上がるために何故か1階スタンディングの人は「昇竜拳」で飛ぶことに。なーぜー?
 それだけでもおかしいのに、合せて飛ぶために練習させられました。
 前からひねって飛んだら、歌い始めで後ろ向きになる!って気付いたKREVAさん、イントロが始まったら少しずつ半分くらい回っておけってことになり、凄い変なことに。
 面白くてばかばかしくて、本当に楽しかったです。

 で、アディショナルタイムが終わったところで、「Happy birthday to you」が流れて、まさかの三浦大知登場!
 この日はKREVAさんのお誕生日だったので、アンコールのコールの時にファンで勝手に歌ったりもしたし、本人もそういうサプライズがあるんじゃないかという予想はしてたそうですが、まさかの大ちゃんが出て来るとは本気で知らなかったようで、膝をついてしゃがみ込むくらい、かなり驚いていました。
 でもファンは、そこまでじゃなかったよ!なんとなくそんな気がしてたよ!!そのくらい二人のらぶらぶっぷりはいつも凄いです。
 歌唱力の無駄遣い!って軽口叩いてたけど、本当に嬉しかったのが伝わって来ました。
 あんなに俺様!みたいな雰囲気でいながら、根っこは照れ屋さんなんだよねー。だから決めポーズの後に自分から茶化しちゃう。そこがKREVAさんの可愛いところでもあるんだけど。

 ラストの「もう逢いたくて」、終わってしまう寂しさとすぐに会いたい気持ち、今の自分の気持ちそのもの過ぎて、なんて曲を作ってくれたんだ、と。
 楽しかった分反動も大きく、また涙が出そう。
 何度も思ってきた、この人のファンで良かったとそうしみじみ噛みしめた、ファイナルにふさわしい公演でした。観ることが出来て(それもこんな近くで)本当に、本当に、本当に良かったです。
 「想い出の向こう側」ではAKLO(神戸で見せたという千手観音像がを観られて嬉しい)、「Sanzan」では増田有華ちゃんがゲストで出たのに、それらさえも些細な出来事になってしまったくらいの内容でした(苦笑)

 で、ライブが終わった後にお知らせというか予告というか、今後の活動についてスクリーンに映像が流されることが多いのですが、この日もありました。
 年末に今年は新曲を出すと言っていた「KICK THE CAN CREW」のニューアルバムの発売が8月30日!!!
 うおおおお!!!
 新曲MV近日公開!!!
 うおおおおおおお!!!・・・と思ったらそこに×がつけられまして、え?と思っていたらMVが流れ始めました。
 うわああああああああ!!!!!
 凄い、凄いよ。
 もう、もう、間違いなくキックの音だ!キックの言葉だ!!!
 涙が抑えきれませんでした。
 ところが、ビデオが終わってふうっと息を吐く間もなく、「KICK THE CAN CREW」の3人がMVの衣装で舞台に登場したのだから、し、死ぬ・・・興奮しすぎて倒れそう・・・!!!!!
 リーダーであるLITTLEが活動再開の報告を直接したかった、と言ってくれて、やっぱり涙出ちゃう。終わってみたら、自分以外にも泣いてる人がちらほらいました。そうだよねー。

 さっきまでこんなに素晴らしいライブをありがとう、お返しに最大の声援を!お誕生日おめでとう!!って思っていたのに、全然返せてない。喜びを貰ってばっかり。
 初めてKREVAのライブを観た日もこんなふうに足元がふわふわしていたのを思い出しながらお見送り。
 雨が降ってたし、キックの活動再開のマスコミ向けプレスでもあったのか出て来るのが遅かったけど、でもやっぱりどうしても態度で示したくて待ってました。
 結局2時間近く待ったかな?
 角の所にいたので、良く見えました。小雨が降っていたけれど、窓を開けて手を振ってくれたので、直接お誕生日おめでとう言えたよ!!!!!

 本当に終わってしまいました。
 ファイナルが始まる前は終わったら寂しくなりそう、と思っていたのだけれど、いや、寂しくなってる場合じゃないぜ!!!
 キックのツアーも12月にあるので、今年の後半も忙しそうです。

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だって読めないもん・・・ごめんね。

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