<< 2016年のまとめと2017年の展望。 | main | 2016年越しと2017年のこと。 >>

「安楽椅子探偵ON STAGE」の回答・・・

 日本を代表するミステリ作家である有栖川有栖先生綾辻行人先生が原作を務める、日本で最も難しいミステリドラマ、「安楽椅子探偵」の最新作、「安楽椅子探偵ON STAGE」が先週放送されました。
 今回は関西でのテレビ放送に加え、リアルタイムでのネット配信、それから見逃し配信がされました。
 西村さんは勿論、翌日仕事にもかかわらず、ネットでリアルタイム視聴したよ。

 で、回答が締め切られ、明日「解答編」が放送されるので、恒例、西村さんのグダグダ推理お披露目です(笑)

犯人は14時30以降にペンキを椅子に掛け、前回公演の椅子に針を細工。
毒を購入したことをネタに脅迫し、15時に安夫を事務所に呼び出したが、電話を聞いてやってきた楽太を安夫と間違って殺してしまう。その時ネックレスが壊れてしまったため、ハンディ型の掃除機が届いていることを知らない犯人は、通常の掃除機でパーツを集め修復したが、植木鉢に一つ残ってしまった。
安夫については当初から口封じのために毒を受け取る時に殺してしまうつもりでいたが、計画が狂ったため、楽太を殺すために用意した椅子で安夫を殺害することにし、代役を務めるように仕向ける。
舞台上で殺害したのは、好意を寄せる緑橋と衝突する楽太を上演中に殺害することで、「安楽椅子探偵」を今後上演できないようにするため。
毒は万一椅子が採用されなかったり、他の人が座ったり、触れてしまうと計画が崩れるため、台に固定されてから塗られた。
小型の掃除機の存在を知らず、16時半に事務所に笛美が行くことを知っており、また椅子が固定されてから安楽椅子探偵が着座するまでの時間に舞台裏で一人になる機会があり、毒と塗るための道具を隠し持てるウエストポーチをしているのは江坂のみ。

 というわけで、西村さんの犯人は「江坂紗夜」です。

 そろそろまともに犯人当ててみたい・・・

 「安楽椅子探偵」の恐ろしいところは、何度か観て「こいつが犯人だ!」と思ってしまうと、そこから抜け出せなくなるところ。
 どんなに自分の推理が穴だらけでも、それが撤回出来なくなっちゃう。他が怪しくても、自分が選んだ犯人にそれっぽい理由がついちゃうんだよね・・・

 今回も怪しいところとか、これどういう意味なんだろう?という箇所が多々ありました。
 制作の永田吹子は打ち合わせをしていたといっていたけれど、打ち合わせをしていたはずの喫茶店は日曜定休なんだよね(店で事情聴取しているときに、後ろの張り紙から読み取れた)
 絶対犯人はあり得ないと思うけど、安楽椅子探偵マニアの湯浅が脚本家の安楽キコなのかな。チケットのナンバーが「01-15001」だったんだけど、これは15日の1番目のチケットなのではないか・・・つまり一番最初に取られたということは関係者だと思うの。

 これらが全部ミスリードだと思うのは、有栖川先生と綾辻先生だから。
 本当に細かいところまで作られていて、素晴らしいな、と久々に観て思いました。
 今回の放送に合わせて配信された前作の「忘却の岬」は、数年ぶりに見たらあまりにも細かい部分まで作られていて震えたよ!
 きっと今回も全然自分では追い切れていない細かい部分があるんだろうなあ。
 解答編が(例え外れているとしても)楽しみです。

 そんな有栖川先生が昨年雑誌連載していた「狩人の悪夢」が1冊にまとまります。
 記念サイン会が今月末にあるの!整理券予約出来た!!(嬉)
 もう2年以上お会いしていないので、すごくすごく楽しみ!!!!楽しみすぎて熱が出たりしないかそれが心配です(苦笑)

Comments

Comment Form

日本語を含まないコメントは書き込めません。
だって読めないもん・・・ごめんね。

Remember Me?

Trackbacks

スパム対策のため、内容を確認してから掲載しています。
内容の関連性がないものは載せませんのであしからず。