「トム・ヤム・クン!」と「ノーカントリー」2本立て。

 本日の映画は「トム・ヤム・クン!」「ノーカントリー」
 何この組み合わせ?って感じです。

 「トム・ヤム・クン!」はタイの映画。「マッハ!!!!!!!!」の監督と主演俳優コンビの2作目。
 前作はアクションが凄くて、でも内容はくだらなくて大変笑えたので、今回も期待して借りてみた。だってさ、だよ、パッケージに<愛する家族と象を救うため>みたいな事が書いてあったの。さすがタイ(バカにしすぎ)
 密輸組織に兄弟のように育った象とその子象を盗まれてしまい、それを追ってやってきたオーストラリアで象を取り返すために戦う、ってただそれだけのストーリー(判り易すぎ)
 「マッハ!!!!!!!!」はムエタイのアクションがメインで、他の格闘技やアクションは少なかったのだけれど、今回のこれはなんかもう何でもアリ。様々な格闘技は当然だし、フリースタイルモトクロス(オートバイで飛んだり跳ねたりするやつ)やローラースケートも出てくる(それに襲われる)主役のトニー・ジャーは勿論、他の全部のスタントが凄いので出来るアクションですね。
 4分くらいあるアクションシーンが、長回しのワンカットなのも凄いよ。
 何にも考えずに観るのに最適な映画です。
 どうでも良いんですが、出てくる象が年寄り(鼻や耳の色素がはげている)なのに、映画の中では青年くらいの扱いなのが何だかなあ。タイ人以外は気付かないとでも思ったのかしら・・・

 「ノーカントリー」コーエン兄弟のアカデミー賞受賞作品。
 うーん、これ、どう解釈したらいいの?
 ふとしたことで麻薬取引で支払われた大金を手に入れた主人公(主人公なのかな?とにかく一番たくさん出てくる人)が、殺し屋に追われる話。
 この追ってくる殺し屋がちょっと変な雰囲気で、普通の人間の理性や感覚とちょっとずれてる感じ。平気で遭遇する動物や人を撃ち殺し(たぶん邪魔とかではなく、理由はなく人を殺している)コイントスで気まぐれに殺す事を止めたりもする。
 自分だけのルールで生きてる男で、気持ち悪い(おかっぱっぽい髪型も気持ち悪さを倍増させてる)
 どう解釈したら良いのか本当に判らないのだけれど、西村さんとしては「自分の人生を決めるのは自分自身だけれど、それがどうなるかはわからない。それを嘆いても仕方ない」ってことかな、と。
 R-15に指定されているけれど、そんなにグロくも問題があるとも思えないんですけどね・・・こういう映画、地上波で放送する時はどうするんでしょう。カットしたらもっと判らなくなりそう。 続きを読む>>

「ブロークバック・マウンテン」はただの純愛映画じゃんー

 夜はまたDVD鑑賞。本日の映画は「ブロークバック・マウンテン」
 2005年の作品だって。もうそんなになるんだ・・・昨年くらいかと思ってた(笑)
 何で観てなかったかというと、ゲイのカウボーイ(保守的な世界)の話で、片方が死んじゃうと耳にしていたから。
 そんなの、絶対可哀想な話じゃん。凄い偏見に曝されて、殴られたりして、下手したらマワされちゃったりするんだ!(おい)とか考えてました・・・(どれだけ酷い話を普段読んでいるのだ、お前は)
 違ったー
 なんだこれ、ただの恋愛映画だよ。
 しかも純愛だよ~(この場合の純愛とは、精神的にというのであって、肉体的にではない)

 山で二人で羊を守る仕事をしていて、そこで仲良くなっちゃって、でもそれっきりで普通の生活をしていて、4年ぶりに会ったら焼けぼっくいに火がついた。でも、家族居るし、偏見怖いし。だけどやっぱり好きだし。
 なんかそう言う映画。だから日本の腐女子の皆さんには慣れっこの世界で、物足りないくらいなのでは・・・
 実際、これの核の、好きなのにそれを肯定出来なくて家族を持ってみたけど上手く行かなくて、それでお互い傷付け合ってしまう、っていう話(腐女子向け)をどこかで読んだ気がする。

 好きな人に会いたい気持ちはゲイ(実際映画では子どもも儲けているのだからバイだろう)であれヘテロであれ全く変わりはなくて、故ヒース・レジャー扮するイニスに会うために、ジェイク・ジレンホール演じるジャックが嬉しそうに車を飛ばすのが自分の中では印象深い。
 相手と一緒に牧場をやる提案をしたりする時もいちいち嬉しそうで、だからこそ最後、亡くなった後に父親から、二人で牧場をやろうと思っていた事、最初はイニスの名前が出ていたのに、別の男の名前が出た、と告げられたのが切ない。
 本当は愛しているのはイニスだけでも、叶わないなら誰かに側にいて欲しいと感じていたってことで、それって実際の恋愛でもそうなのかも。
 人間って寂しい生き物だね。

 切ない話だけど、嫌な部分はないし、最後に主人公には心の平穏が訪れるので泣いたりはナシ。
 でもだからこそアカデミー賞を逃したんじゃないのかなー。同性愛というタブーを描いたからではなく、単純にダークな内容の方が好まれてる気がします。
 ま、このくらいの方が観ていて良いと思いますけど(嫌な話はやだな。のんびりしたホモの方が良い)
 それにしても、夜のテントでのシーンは画面が暗くて何が起きてるか判らない。どっちがどっちなんだ!(笑)←予想するにジャックが受だよなー 続きを読む>>

前の3作知らないと、全然楽しめないだろう「ハンニバル・ライジング」

 本日の映画は「ハンニバル・ライジング」
 原作は読みましたが、正直あんまりレクター博士の生い立ちとか知りたくなかったのよね。
 謎に満ちた殺人鬼のままの方が良かった・・・だってさ、あまりに可哀想な過去を知ってしまったら、肩入れしたくなるじゃん。ただでさえレクター贔屓なのに。
 一つの物語を書き続けていると、どうしてもその人物の人生を描きたいと思うのは仕方ないかも知れない。
 でも、やっぱりコレは書かず3作だけの方が名作で終わったのに、と思うんだけどね・・・

 そんななので、「ハンニバル シリーズ」だから映画化するっていうのはどうなのよ、と懐疑的。
 そして映画「ハンニバル」が最悪な出来だったのであんなだったらどうしよう、と思って見てなかったのです(俳優が格好良すぎるし)
 しかし、考えてたよりずっと良かった。
 つーか、映像が原作を読んで想像してた通りだったのが吃驚(日本に関する部分も、きっとあんなもんだろうと思っていた通りなので気にしない)
 レクター役のギャスパー・ウリエルが格好いいのに、どんどん笑い方がアンソニー・ホプキンス演じるレクターに似ていくのがちょっと怖い(笑)
 当然の事ながら、原作に多少の脚色が入り、描写も削除され、一般的に受け入れられるレベルまで表現が穏和になってる(それでもグロいのがダメな人は観ない方が良いと思う)
 でも、その削除された部分にこそ、レクター博士の人格を位置づけた理由や造詣の深さがあるので、ちょっと残念ですね。
 全ての根本は、「自分も食べたから」ではなく、「入っていた事を知っていて、気付かないフリをしていた」からなのよ。

 個人的にはこの話の可哀想さより、「ハンニバル」で飛行機に乗っていて、夢を見てもうなされる方が可哀想に思える。
 何十年経っても消えない傷が、クラリスによって癒されたのだとしたら、やっぱり映画「ハンニバル」のラストはちょっと違うと思うのです。
 「レッド・ドラゴン」のリメイクは成功したのだから、是非「ハンニバル」も再映画化お願いします・・・ええホントに。 続きを読む>>

「セブンイヤーズ・イン・チベット」で泣けます。

 借りて来たDVD第2段。
 昨日は映画「セブンイヤーズ・イン・チベット」を観ました。
 何年ぶりかなー、観たの。
 半年くらい前から何故かすごく観たくて、でも録画してあったビデオがどこに行ったか判らないし、でもDVDは廉価版が出てない上にそんなに大好きって訳ではないから買ってもあまり観ないだろうし。
 そう思って我慢してたので観る事が出来て嬉しい。
 だからと言って、そんな面白い映画じゃないのですけどね。

 チベットには凄く興味があります。
 西村さんは死んだら鳥葬が良いのですが(日本では刑法の関係で出来ないけど・・・)それもチベット仏教の影響を受けている模様。
 理由はわからないのだけど、昔から惹かれる物がある・・・惹かれると言うよりは、ごく自然に考えや風習が理解出来るというか。
 誰しも「いつかここに行かなくては行けない」と思う原風景に似たようなものがあると思うのだけれど、西村さんはエジプトでもベルギーでもイタリアでもフランスでもなくて、チベットです。タルチョという五色の小旗がはためくポタラ宮には、いつか行かなくては、と思ってる。

 そんななので、「セブンイヤーズ・イン・チベット」に関しては映画としてどうこうという感想はありません。
 ただ一言、返してとしか思えない。
 本当にそこに存在を許して貰えればそれだけで良いのに。そっとしておいて欲しいだけなのに。辛くて泣けて来ます。
 監督のジャン・ジャック・アノー好きなんだけどな。もうちょっと素直に映画として楽しみたいです・・・ 続きを読む>>

「ミスト」はキングの怪物物としてはたぶん一番の出来。

 今日はひっさしぶりにレンタルビデオ店(レンタルDVD店?)に行って来た。
 一時期すごく頻繁に映画を借りて観ていたのに、ぱたっと止まってからもう何年もレンタルってしてなかったな。
 用があってCDを借りに行ったついでに、DVDも借りる。
 観たくて逃していたのがいくつかあったはずなのに、いざとなると思い出せない・・・
 一つ思い出して借りたのが、映画「ミスト」
 スティーブン・キング原作なので観たかったのに、うっかりしていて終わっちゃったのよね(良くあるパターン)
 評判も良かったのでいつか観ようと思ってた。
 で、これもフランク・ダラボン監督なのねー
 「ショーシャンクの空に」は名作だけど、「グリーンマイル」はあまり(個人的には)好きじゃないので、特に監督のファンというわけでもないので知らなかったのです。
 
 キングの<得体の知れない怪物物>映画はどれもあまり怖くない。けど、これは以外と怖い。怪物が他のキングの映画に比べても怖い訳じゃないのに怖い。
 もともと、怪物よりもその状況に置かれた時の心理が怖いキング。
 ついつい映像になると、ビジュアル的な怖さを他の監督は求めがちなのよね(しかしそれをやると笑えてしまうのがキング原作の映画)
 そうならずに怖さを描けているのは監督の腕だと思う。
 悲しいと言うよりも、どうしようもない嫌なラスト。だけど、嫌悪とかじゃないのもこの監督のせいなんだろうな。

 映画を見始めてすぐに、前にM輪田のとこでやったTVゲームの事を思い出した。
 ゴーストタウンと化した霧の中を動き回って、敵をやっつけるゲーム。
 タイトル忘れたけど、と思ってたら、上の記事を書く前にwiki見たらこのゲームは「サイレントヒル」で、やっぱり「ミスト」の原作が元ネタの一つらしいとあった。なるほど。 続きを読む>>

また熱出してるよ。

 また熱が出た。
 西村さんじゃありません。友達。
 夕方メールしたら、8度越えの熱が出ていて、薬飲んで仕事してるって返事来た。
 えー、今年入って熱出すの何回目よ?
 夏場で体力が落ちて、かつ台風も来てるとはいえ・・・
 知り合ってそろそろ10年経ちますが(!)ここまで頻繁に具合が悪いのはこの数年なので、本当に心配。
 普通の人ならただ調子が悪いとか、働き過ぎとか、歳取ったせいだとかで済むんだけど、早死にしそうな雰囲気があるので気になるの(最近はちょっとマシなのだけれど)
 他の人からも「ふらっと居なくなりそう」などと言われたことがあるらしいので、この感じは西村さんに限った事ではないようです。
 だからこそ、西村さんの目標は、友達を自分より一日でも長生きさせる事。当然健康でいて貰いたいです(そしてたぶん西村さんは長生きすると思う。ストレス少ないから)
 やっぱり調子悪くなるのは体脂肪が極端に少ないせいもあると思うので、遊びに来た時におやつ食べさせて、少し肥えさせるべきかな。

 西村さんは例によって肩こり。
 腰もちょっと痛い。
 薬のでもイマイチ眠りがビミョーだし。
 しかし、夕方雨が酷くて整体に行く気になれなかった・・・(外で育てている朝顔が心配だったのもある)
 ま、肩こりは週末大人しくしてれば良くなるでしょう。 続きを読む>>

嬉しい事ふたつ。

 今日は嬉しい事が2つ。
 朝顔が芽を出した!(またその話かよ・・・)
 今回はちゃんと種に傷を付けて、さらに角度もきちんとして植えたのだけど、合ってるかどうか判らなかったので芽が出て良かった・・・
 しかも8つ植えたもの全部が顔を覗かせている!!
 でもね、やっぱり今見えてる部分で判断する限り、全部じゃないかな・・・いやいや、これから茎の色が変わるんです。きっとそうなの(と思いこもうと思う)

 嬉しい事のもう一つ。
 KREVAさんとSONOMIちゃんの7月に出た新曲のキャンペーンで、「I MISS YOU HOUSE REMIX」CDプレゼントをやっていたのですが、それが当たった!
 いやまあ、地味に葉書を書いて出したりするKREVAファンがそんなに多くないかも、と思うと倍率はたかが知れてるのかも知れませんが(おい)
 最初届いた封筒が何だか判らなかったので(そんな企画があった事も、応募した事もすっかり忘れてた)小躍り。
 元のメロウな感じの曲をKREVA得意のループでHOUSE REMIXにしてて、全く違う曲みたい。
 ってか、改めてこういうのを聴くと、KREVAの作るビートそのものが好きなんだなあ、と感じます。
 これを大音量で掛けて、窓全開で昼間ドライブとかきっと楽しいだろうな。元曲は夜のドライブで是非。 続きを読む>>

編み物はカギの方が好き(進みが早いから)

 連休明け仕事2日目。
 あっ、そういえば、明日で就職して丸13年となります(中途入社なのだ)
 2年間くらいは毎日辞めたいと思いながら出勤してたので、まさかこんなに長くいるとは思わなかったよ(笑)
 なのに相変わらず部署内では下っ端。でも、春に東京から転勤してきた営業さんが一応(見た目は年上に見える・・・)一番若いので、今は下から二番目です(苦笑)

 ベビーケープとシューズと巾着。
 ベビーケープと靴
 遅ればせながら、ようやく仕上がっててんちゃんの手元に届いたので写真公開。
 子どもの物は編んでいてとても楽しいです。小さいからすぐ編み上がるし、とても可愛いから。
 特に靴は小さくてすっごく可愛いのだ(でも赤ちゃんは室内で靴下とか不要だと思ってますが←可愛いからたまには!)
 ケープとシューズは未月さんが出産した時にも編んだので(こちらはピンクでした)手順は大して迷ったりしなかったのですが、何しろぐーたらなので一度止まると平気で1週間手を出さなかったりとか(おい)
 もうちょっとこういう時くらいまじめにならないとな、と思うんですけどね・・・
 編み物は嫌いではないので時々は編みたいです。今年はスノーボード時に被る帽子を編もうかな。

よく見ると同じ皿ばかり使ってます。

 困った時の料理ネタ(笑)

 昨日のお昼ご飯のスパゲッティー
夏っぽいスパゲッティ
 入ってる野菜はエビ、アボカド、トマト、タマネギ、水菜、バジル。
 コンビニにエビとホタテのスパゲッティーが売っていて、夏休み前に職場の人がそれを食べていて美味しそうだったから(でも実際はそんなに美味しくないと思う)
 コンビニのそれはニンニクの香りが強かったので、真似して臭くしてみた(笑)
 味付けは塩、胡椒、コンソメ、バルサミコのみ。

 昨日の夕ご飯。
冷しゃぶ
 豚肉の冷しゃぶが好きなんですよ。
 しゃぶしゃぶはローズマリー入りのお湯でやります。

 そして今日のお昼ご飯は変わりキムチ炒飯。
変わりキムチ炒飯
 どの辺が「変わり」なのかというと、切り干し大根と鰹節で作った佃煮が入ってるところ。
 ちなみに鰹節は隅っこに乗っている煮卵(ちょっと茹ですぎた。そして昨夜作ったので色が染みてない)の出汁を取るのに使ったもの。

 休み中こそ料理すればいいのに、あまりしませんでした。
 時間がない時の方が頑張れるんだよな・・・ 続きを読む>>