K10終了!!!

 KREVAさんの十周年記念ライブ、「K10」に参加して来ました。
 全国を回るライブツアー、今回は日程の都合上地方には行けず、千秋楽の東京のみ。
 だからどうしても行きたい!台風!来るな!!
 大事な会議があったけど、すまん!今日だけは無理!!
 色々障害がございましたが、どうにか乗り越えてのライブ。

 ファイナルはお台場の「Zeppダイバーシティ東京」
 少し時間があったので、ライブ前に渋谷パルコの壁に描かれたKREVAさんを観に。でも、歩道脇に荷卸しのトラックが止まっていて、いい角度で写真撮れませんでした。
 仕方がないので、一度その場を離れてちょっとおやつ(オシャレなフレンチトースト食べました)
 再び戻ってもまだトラックがいて、さすがに諦めた。
 でも、KREVAファンらしい「K10」タオルを持った女性2人組が居て声を掛けられ、互いに壁画の前で写真を撮り合ったりしました。
 このお嬢さんたち、入場待ちの間にまた見つけてくれて、わざわざ挨拶してくれた。今時っぽい子たちだったので最初に声を掛けられた時はちょっと怖かったのですが、やっぱりKREVAさんのファンは良い人が多いです。

 夕方から小雨で、物販の「K店」と入場待ちで外に並ばされたので、開始前からちょっとじめじめして汗ばんで不快でしたが、中はしっかり冷房が効いていて快適。
 例によって、待っている間に隣にいた一人で来ているお嬢さんに話しかける。ここ4年くらいのファンだそう。新しいファン、嬉しいね。

 「トランキライザー」から始まったライブは、文句の付けようのないものでした。ソロになってからの10年間、磨き続けたスキルを惜しげもなく披露。
 圧巻なのが、「PROPS」のトラックで他の曲のリリックをRAPするというもの。MC通り「RAPの鬼」です。
 耳元のイヤモニからは「PROPS」が聞こえているんだろうけど・・・何でそれでRAP出来るんだろう。
 自分もRAPする声を聞けば、するするとリリックが出て来て一緒に絶叫出来ちゃったりはするんだけど、でもそれはKREVAさんの声というきっかけがあるからで、自分でそれが出来るとは到底思えないし、一緒に歌ってみるから余計に難しさを感じました。
 その後の「ビコーズ」から他の曲をミックスして繋いでいくのもとても面白かった。DJに興味があるから余計なんだろうけど。
 10年、KREVAさんを観ていたおかげで、こういうHIP-HOP的要素も説明が少なくても楽しめるようになった。

 ライブを行う上で大きな負担であろう演出も、KREVAさんは絶対に手を緩めない。
 ライブ前、各種のメディアで答えていた「ストレートなライブ」、本人は「ストレートと言ってもインコースギリギリやスローなストレートといろいろある」という趣旨のMCをしていたが、その時出来る最高のパフォーマンスをぶつけてくる、それこそがKREVAの直球なのだと思う。
 微動だに出来ない人、思い切りバットを振る人、慌てて身を反らす人、反応は様々でもみんなKREVAの直球に振り回され、惚れ込む。
 ぎゅっと10年を濃縮したライブだった。 続きを読む>>