映画「花蓮の夏」を解釈。

 続けて映画の話で申し訳ない。
 観損ねてた「花蓮の夏」という台湾映画をDVDで観ました。

 小学生の時、学級委員のジェンシンは、クラスの問題児だったショウヘンと先生の言いつけで友人となる。
 数年後、同じ高校に進むと、ショウヘンは昔とは違いバスケ部で活躍もするし、女子にも人気が出たが、ジェンシンが新聞部で親しくなったホイジャに張り合うなど相変わらず大人気がない。
 ホイジャはジェンシンを台北へ遊びに誘い、一線を越えようとしたもののジェンシンは彼女を拒んでしまう。
 ホイジャは彼がショウヘンのことが好きで苦しんでいること知る。

 久々にぐるぐるもやもやする話に出会ってしまった!!!!
 何!何なのこの西村さんの好みの話!!!(笑)
 今時(といっても製作されたの2006年だけど)純真でスタンダードなBLですよ!!!!!!
 しかもありがちな役者がイマイチって事も無くて(小学生の時は可愛くないけど)どちらもアリ!!!
 これなら有!!!!
 ショウヘンがジェンシンのことばかり追いかけてて、何かにつけて「俺たち一番の親友だろ!」とスキスキアピール甚だしくて憎めない・・・

 その後は、3人とも台北の大学に進むんだけど、ショウヘンとホイジャはこっそり付き合ってて(ショウヘンはホイジャをジェンシンの元カノだと思っている)それを知らないジェンシンは相変わらず一人自分の感情に悩んでるんだけど・・・
 ねー、この女何なの?頭おかしいの??
 ジェンシンに拒まれて泣いてたくせに、その直後にショウヘンにキスされて付き合わない?って言われたら「大学に受かったら付き合ってもいい」とか言っちゃうんだけど・・・普通、ちょっと良いなと思ってもジェンシンの気持ちを知ってる以上、そんな風に返さないし、付き合ったりしないと思わない~?
 なんだか見ていてすごくもやもやした理由の一つは、このせいでした(おまけに顔が全く可愛くない)

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