子供を居酒屋に連れて行くのは是か非か。

 土曜日に一人で近所の居酒屋に行きました・・・
 料理はそこそこ美味しくて良かったのですが、まあ経営している人も従業員もお客さんも全員20代でちょっと驚いた。

 そして、ほぼ夜中の0時に赤ちゃんを連れた女性の居るグループが店に入ってきました・・・しかもその赤ちゃん、産まれて大して経ってないっぽい。西村さんが観るところ、産まれて1ヶ月かそこらだよ。だって顔が凄く小さくて、まだ猿っぽさが抜けたくらいだったし、泣き声も「んにゃー」っていう泣き方だったから。
 基本的に飲み屋に子供を連れて行く事は反対です。例えファミリーであっても。子供が小学生であっても。
 けど、家庭にはそれぞれ色々な事情があって、もしかしたらそれが久しぶりの家族団らんで、全員が納得出来る場所がそこしかなかったのかも知れない(まあそう言う事はなさそうではあるが)だから絶対駄目とまでは言わない。
 でもね、まだ目も見えていないような乳児を理由無く外に連れ回す事は反対だし、明るく、五月蠅く、煙草を吸う人間が居る様な環境に置くのは大反対(そのグループに煙草吸いが居たかどうかは不明)
 乳児の仕事は寝る事!夜泣きしようが寝るのが仕事!!真夜中に赤子を連れ歩くな!!!

 虐待を行う親については当人にもそれなりの理由があるのかも知れなく、場合によってはある程度の同情はします(許されるとは思わないが)
 だからネットでよく見る、子供を殺した親を同じ目に、という意見は怖いと思ってる。
 でも今回はホントに「この親あり得ない、死ねよ!!」と思った。
 この先この赤ちゃんがこの両親に育てられていくのかと思ったら、それだけで不憫で仕方ない。

 そう思うのは、自分が親に大切に育てられた事を実感しているからかも知れないね・・・
 大人になって気付いたけれど、親に頭を叩かれた事はないし(お仕置きでお尻はある)不必要に怒鳴られた事もない。大きくなるまで家に一人で残された事もないし(母は専業主婦で父が同じ敷地内で仕事をしていたけれど)夜中に遊びに連れ回された事もありません(時々ウチで父は徹夜麻雀してたけど)
 子供を教育する立場に一度は立とうと思って、それで自分の子供の頃を振り返ってみると、すごく大事にされてたと思う。人様の子供ですら、イラッとして叩きたくなる気持ち、判るもの・・・
 でも、きっとあの親はウチの親のようではないな、と直感で判ってしまう。とても残念だけれど。

 どんな風に育てられるかで、その人の人生は大きく変わる。
 自分の時間を全部子供に使えとは言わない。でもね、親は自分がその子の人生を今後どのように左右していくか、その影響力の大きさを良く考えて子育てをして欲しい。本当に本当に頼みます。 続きを読む>>