<< 名物が欲しい! | main | 連休終わり。 >>

新曲の「C'mon, Let's go」格好いいよ!

 5月11日に出るKREVAさんの新曲「C'mon, Let's go」

C'mon, Let's go

 触りしか聴いてなかったんだけど、もう「YouTube」でPVが公式に公開になってるので、何回も観てしまいました。


 今回も、凄く格好良いとしか言えないんですが・・・やっぱりカッコいいです(笑)
 PVは途中でアカペラなのも良い。ホント上手いよね!!!
 明るくアップテンポな曲に、小気味の良い歌詞。それだけで聴いていて元気になるのに、また固いリリックと詞の中身が良いんですよ~
 誰がリーダーになっても、作戦立てて一緒に盛り上がっていく。
 自分の出来ることをやればいい、だけどその時にちょっとくらい、自分くらいと思っていては盛り下がる。ちゃんと100%の力を出してる?
 要約するとそういう歌。
 自分は日本のヒップホップのけん引役として頑張るけど、でもみんなもライブの時に一緒に全力で盛り上がろうよ、という風に聞こえるように書かれている。実際そういう気持ちが大きくて書いたのだと思う。
 でも、これはそんな浅い歌ではない。
 今の辛い状況の日本に対して、誰かに紛れてなあなあで済ませようとしてる人たちに対して、言ってるんじゃないの?って思える。
 千円くらいの義捐金出して、ちょっと節電して、それでおしまい。ちょっと良い歌作って、売上全額義捐金しますよと言っておしまい。お祭り取りやめて、代わりにチャリティイベントで義捐金募ってそれで自粛って言ってみたり、企業の努力も知らずに自分にとって不要なものは節電のために撤去しろと言ってみたり。
 対策だけ立てて、地方自治体に命令だけするのも、逆に地方自治体に対しては文句を言わず、国は何もしてくれないと言うのも同じ。
 みんな自分ができる、最大限の努力をしてますか?

 地震の後、配信限定で「EGAO」をリリースしたKREVAさん。
 「意味深3」の時に聴いて、すごく心に沁みる良い歌だったので、地震の後の悲しい時、一方的に聴きたいなあと思ってたくらい(是非DLして聴いて欲しい)
 がんばれとか応援してるとかそんなんじゃなく、辛い時も笑顔だけが癒してくれるというそれだけの飾りのない歌。日常でも非日常の震災後の中にあってもそれは同じだろうから。
 で、印税の80%を義捐金にすると公表してるんだけどね。
 他のアーティストが殆ど全額という中、100%じゃないところがKREVAさんらしいというか、本当に先を見据えているなと思う。
 全額ということは、もちろんアーティストの取り分はゼロなわけですよ。でも本当にいい曲を作った時に、対価がゼロというのは良くない。ついこういう状況で儲けてはいけないと日本人は思いがちだけど、ボランティアでない限りかまわないはず(だったらフリーダウンロードにして、寄付を募るほうが本来の意味からは正しいでしょう)
 むしろ、対価ゼロというのはその1曲だけだから出来ることであり、支援を長く続けていく気であれば必ず儲けは必要となる。対価がないというのはアーティスト自身のモチベーションの低下にも繋がる。
 KREVAさんとその所属事務所のエレメンツは、急性なチャリティーイベントに乗っかるのではなく、自分たちの出来る事をやると表明している。元々色んなところに援助してる会社だから、長いスパンで支援したいという気持ちの表れだと思う。

 自分に何が出来るか判らないし、自分が出せる義捐金なんてたかが知れてる。口先だけ哀れんだり悲しんだり支援しても、復興は進まない。誰も幸せにならない。
 昨日、職場の組合の加盟する連合から要請があった、6月のボランティアに申し込んだ。

Comments

Comment Form

日本語を含まないコメントは書き込めません。
だって読めないもん・・・ごめんね。

Remember Me?

Trackbacks

スパム対策のため、内容を確認してから掲載しています。
内容の関連性がないものは載せませんのであしからず。