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映画「タワーリング・インフェルノ」は教訓映画。

 「ベン・ハー」に続いて今度は「タワーリング・インフェルノ」を観ました。
 超高層ビルの火災を描いたパニック映画。
 これまた古い映画ですが、出て来る制御設備のコンピュータが巨大であることを除けば、そのまま現代に置き換えても全く遜色ないですね。
 ただ、発火原因がケーブルのショートみたいな描き方でしたが、立派な制御装置が入っていることを考えると、普通なら発火する前に電気遮断されるんじゃ・・・(所々の描写ではちゃんと動いているっぽかった)
 あと、電気屋さん(内勤ですが)としては、異常過熱しているのを見に行って、「(電気を)止めたか」「はい」というやりとりだけでおもむろに設備に触れているのが怖かった・・・
 そこはちゃんと自分で検電しないと!(苦笑)
 異常過熱なら尚更、変なところから電気が漏電しているかも、と考えて検電(電気が来ているかどうか確認)すべきです。
 高電圧の方がイメージ的には死にそうだけど、実際は触れた瞬間に跳ねとばされる事も多く(指とか吹っ飛ぶらしいが)、それに対し低電圧の方は絵に描いたようにビリビリして手が離せなくなるので死亡事故も多いらしいぞ!
 だから映画などで高圧でビリビリ感電死するのは間違い。実際はバシバシ火花散って黒こげになるのよ。
 実生活で漏電している可能性がある場合、必ずブレーカーを下げて、電力会社などに調べて貰いましょうね!!

 閑話休題。
 映画そのものはホントに良く出来ていて、2人の主人公(消防隊長のスティーブ・マックイーンとビル設計士のポール・ニューマン)を軸に、ビルに閉じこめられる人物達の背景が(派手ではないけれど)それぞれ面白い。でも話をビル外に持ち出したりはせず、殆どビルとその周辺で処理してるのも好感度高いです。
 ラストは鎮火してめでたしめでたしではなく、「死者を200人以下に押さえることが出来て良かった」「いずれ(この手のビルを造り続けるなら)1万人以上の死者が出る」という消防隊長の言葉が重い。
 どれほど技術が高度になっても、使うのが人間である以上どこかに綻びが生じる物だから、どんな建物でも道具でも、最大限の安全確保と予防が大事ですね。
 そう言う教訓めいたところも含めて、面白かったです。

 本日は「ラスト・エンペラー」やってる。
 10年以上昔に観たきりだなー。
 最近、宮尾登美子のせいもあって、やたら戦中戦後の満州が近く感じます。国内だと土佐(苦笑)
 全部観ると寝るの遅くなっちゃうので、録画しておいて後で観ます。

 夕方メールしたら、今日明日は先約があるので会えないそうです。
 でも、18時半くらいにメールが来て、ちょこっとやり取り。
 どうやら内容から推測するに、1時間くらい時間が空いてたみたい。暇つぶしか。
 目的の解らないメールのやり取りが大変面倒臭い質なので、先に暇つぶしなら暇つぶしと言って貰えると気が楽なんだけど・・・だって何気なく書いた文章を細かくつついて来ることがあるから、気が抜けないんだもん。
 まあ暇つぶしであろうと、気を掛けてくれるのは嬉しいです。

 今日のご飯
 朝 サンドイッチ
 昼 サンドイッチ、ヨーグルト、カップスープ
 夜 パン、ごぼうサラダ
 元気でカロリーは十分ですが、文字にすると質素っぽいね。

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だって読めないもん・・・ごめんね。

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