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本日公開「私の中のあなた」観た。

 良く行くショッピングモール内の映画館が千円だったので、本日公開の映画「私の中のあなた」を観て来ました。
 公開初日の17時過ぎだというのに、人少なめ(苦笑)

 何でこの映画だったかというと、単純に他に観たいのがなかったから・・・まあ少し気になってましたしね。相変わらずヒューマンドラマばかり観る西村さん。
 病気の姉のドナーとなるために産まれてきた妹が、ドナーになる事を拒否し両親を訴える、というストーリー。
 完全に泣かす事を前提として作られているので泣きたくはないのですが、それでも明るい少女達に涙を誘われる。
 かといって、隣に座っていたお嬢さんみたいに鼻をずるずる言わせて泣く程ではありませんでしたが(苦笑)
 なんだろね、ストーリーがTVで観た予告通りだったからかな。
 病気役の子が、治療で髪の毛と眉が抜けた設定なのに、まつげが生えたままだったから?それとも末期なのに、顔や腕がふっくらしてたから?
 何もかも本物と同じように作る必要はないと思うけれど、リアリティを持たせて話を作るのなら、そこは手を抜いちゃいけないと思う。夢物語として終わりで良いなら構わないんだけどね。
 だからつまんない話ではなかったけど、いずれ忘れちゃう類の映画かな・・・タイトルも似たようなのたくさんあるしさ。

 余談ですが、ボーダーコリーが出てきた。顔がちょっと不細工な犬だったけど、可愛かった。

 結局はこの映画は家族愛の話。
 別に否定する気はないが、米国のこういう家族って良いもんだ、という話は正直気持ち悪い。
 西村さんとこは家族仲が悪いことはいし、姉弟もそこそこ仲良いですよ。だけどね、米国のこういう感じはない。
 それぞれが別個の人間だという事が判っているし、自立してるからだと思う。いつかそれぞれが結婚してそれぞれの家庭を持ち、親は先に死に、最終的にばらばらになるのが当然のごとく判ってたからね。
 親にとってはかけがえのない家族でも、子どもにとっては自分がパートナーや生き方を見つけるまでの仮初めの家族なんだと思う。
 自分で見つけた訳じゃないから、友人より近いけど、でも友人よりも遠慮があるんだよ、家族って。

 唯一ほろっとしたのは、病気の姉が「妹にたくさん守って貰った、本当は私が守らなくちゃ行けないのに」的な事を思うシーン。
 お姉ちゃんは損だし、気に食わない事も一杯あるんだよね。でも、妹がいる人はたぶんみんな共感するでしょう。

 洗濯物を干してしばらくしたら雨。
 お隣のおばあちゃんが「雨ですよー」と教えてくれた。
 顔を合わせると挨拶くらいはするので、親切でこっちを気にしているんだと思うが、友達が来た時にも目があったりしてるそうなので、何だかこっちも気を使います(笑)

 今日のご飯
 昼 茄子と三つ葉とウインナーのスパゲッティ
 夜 うなぎの海苔巻き、もずく、みそ汁
 夕ご飯は既製品。

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だって読めないもん・・・ごめんね。

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